Canon EOS Kiss X5+Tamron SP AF90
- ストロボ:絞り優先モードF11〜F13、露光1/200固定、ストロボ+2、ケンコー影とり、ISO-AUTO
- 自然光:マニュアルモードでF8〜F16、露光1/125〜1/1000、ISO-AUTO
クリックで拡大。★は初見。
特に遠征を考えてなかったので、選挙に行ってからのんびりホームのお山を散策。ここはいろいろと宿題が残っている。
まず未見のカミキリのうち知合いがここで見つけているカミキリがけっこうあり、シラホシキクスイ、クビジロ、セミスジニセリンゴ、キボシチビなど。また撮影済みだけどここで生態を撮影したいというのが、コバネ、モモグロハナ、ナカネアメイロ、クリストフコトラ、ハスオビヒゲナガ、ホウノキトゲバ、ホソツツリンゴなど。
まずは以前ホウノキトゲバの材を拾った場所へ。材に水を吹いて出てきたのは8月だったけど、成虫出現時期はもちと早いかもな、との考え。
ホウノキ枯れ枝
こんな落ち枝の膨らんだ部分の樹皮をめくったら木屑がたくさん出てて幼虫いたんだよな〜、と眺めると、いきなり最初の枝で発見!
ホウノキトゲバカミキリ
色とかでトゲバとの区別は容易。微毛がレトリーバー犬みたいでかわいい。どうも樹皮を後食してるようですね。産卵加工ではない感じ。
ホウノキトゲバカミキリ羽脱孔?
いやー
満足満足。これで帰ってもいいや、ってくらい。
ツル
今日の目的その2はこの植物。とあるサペルのホストとされている。ハルニレがメジャーだけど、ここでは一本しか知らない。こういう蔓は道が広く木の幹に日が当たる場所に多い。実際そういう場所に移動しすぐ発見。掬ってみたがヌル。ちと遅いか。ハルニレも黄昏に掬ってみたがヌル。
アカメガシワ材
最近伐採されたようだ。ざっと見るとヒメヒゲナガ、ウスイロトラ、ヒトオビアラゲ、フタオビアラゲ、チャボヒゲナガ、シラホシ、ナカジロサビなど色々ついている人気物件。しばらく張りついてみる。
すると後ろからブーンとなにか飛来し頭にひっつく。網に入れてみたら何とコバネカミキリ!網の中で撮影しようとしたがハチ並に飛び回り逃げられてしまった。
次に飛来したのはホソツツリンゴ。イケマじゃない草に来たがホストじゃないのですぐ飛んでいって撮影できず。周囲でイケマを探すも群落は見付からず。
うーん、待ってればコバネとか夜行性だからまた来るか、と思い黄昏まで待つ。
一度、茶色いハチっぽいのが飛来。触覚先端が黄色で目立つ。コバネのメスって茶色っぽかったっけな〜とか思いつつ接近するとすぐ逃げられた。じつはコバネじゃなかったのだこれが。
トラフホソバネカミキリ★
初見ではないけど、身延でたけぞーさんが立ち枯れの発見から飛来の発見、確保までされた個体をやらせで撮影したのでカウントしてなかったのだ。今回は生態、しかもホームで新記録!やったね!
外見はハチというか、シオヤアブっぽいな。
義務
こりゃ報文書かなきゃね。まあ相模原とかにもいるらしいから、ここにいてもおかしくないし、同好会誌には記録あったりするかもしれない。そういえばあそことか、あそことか、ヒラヤマの木が倒れてたそうですが、そっちもいけるかもね。見つけたら俺より先に報文書いてね。謝辞に名前いれてな。