★ヒトオビチビカミキリ

Canon EOS Kiss X5+Tamron SP AF90

  • ストロボ:絞り優先モードF11〜F13、露光1/200固定、ストロボ+2、ケンコー影とり、ISO-AUTO

クリックで拡大。★は初見。

ヒトオビチビカミキリ★

7/24。その日は何十匹というヨツスジハナを掬っては足の長さを見て逃すという「行(ぎょう)」を行っていました。このところ「毎週初見のカミキリ見ないとしんじゃう病」とか浮かれたことをほざいてオーバーヒートしていたのに喝を入れリセットするためです。ついでに砂が噛んでAFが効かなくなったタム9も修理に。MFで対応できるけど、いつ壊れるか分からないし。カメラなしでの出撃です。
天気は悪く、リョウブには新しく飛来するカミキリはいませんが、それでも元々ヨツスジはたくさんいます。掬ってはリリース、掬ってはリリース、目標をセンターに入れてスイッチ、目標をセンターに入れてスイッチ、ヨツスジ、ヨツスジ、ヨツスジ、ヨツスジ、ヨツ、ヨツ、ヨツ、ヨツ・・・
ついに足の長いのは見付かりませんでした。またアブラチャンを掬いまくりクスベニを探すも成果なし。落ちているソダには出始めのシロオビチビ及びその他サビ系普通種。はぁー今日は収穫なかったな、とトボトボと歩いて目に入ったシロオビチビらしきカミキリ。カメラがないので同定も面倒でとりあえずプラケースに入れ持ち帰り。これで初見中毒も途切れて憑き物も落ちたな、とリフレッシュしたのでした。
ところが一週間後。同じケースを遠征に使い持ち帰ったイガブチを撮影し、ついでにとっくに死んだそのカミキリを撮影してみると、ありゃ、シロオビチビじゃない。東海大図鑑で調べてみると、初見のヒトオビチビのようだ。なんてこった。東京では奥多摩で記録があるのみじゃなかったかな。展足して撮影。Genkaさんに東京での公式な記録は一例のみと教えて頂いた。また短報書かねば。


結局

天牛神「かような小細工で我が呪縛から逃れられるとでも思うたか愚かなる定命の者よ。初見種への渇望に永遠に身を焦がすがよい」
初見コンボは継続中、富士遠征で15週連続となったのでした。7月の初見は11種、シーズン累計41種、総計341種となりました。関東甲信越限定だと300ちょい超え。訂正、途切れてました
今シーズンまだ狙える残りは、クモノスモン,クスベニ,ヒメヨツ,タケウチホソ,イタヤ,クビジロ,オオトラ,タイリクフタホシサビ,マルバネコブヒゲ,ムナミゾ,ヤノトラ,オオシロ,ゼブラ,パキタ,ホンドヒメシラオビ,シナノサビあたり。