グレッグ・イーガン"Planck Dive"
"Flesher" という言葉が出て来る。「肉体者」?ほとんどの人が「コピー」になってて、そうじゃない人が少数派らしい。
"Tiplerian resurrection" なる言葉が出てきた。検索してみて、発案者のページhttp://www.math.tulane.edu/~tipler/を発見。ああ、「オメガ点理論」というのの提唱者だったんですね。ビッグクランチの直前にうまくすれば宇宙の全ての過去の情報が利用可能になり、宇宙全部の過去のシミュレーションが可能になって、過去全ての人間の意識を環境といっしょにシミュレーションすればみんなが生き返る、という話らしい。塵理論みたいな話だ。なんで可能か、ってのは無茶苦茶高エネルギーになるから何でもアリなんだろう、程度にしか理解してないですが。まあその時代まで生きてることはないだろうから、SFネタとして以外はあまり興味ないですな。あ、今のこの世界がクランチ直前にやってるシミュレーションだ、という説も可能になるのか。しかし本当に完璧なシミュレーションだったら本物との区別なんて無意味だから、やっぱりどうでもいいや。俺は俺だ
で本書ではブラックホールに入って同じことをする模様。順列都市の「◯◯」と同じですね。特異点に行くまでの時間は有限だけど、無限の計算リソースを利用できるらしい。


ダグラス・アダムス『宇宙の果てのレストラン』、新潮文庫 ISBN:4102196021 【アマゾン】

読み終る。あ、そういえば上の話と微妙につながってるな。
うーん、しかし第一巻に比べて皮肉の濃度が下がったような。原書の5巻一冊本を持ってるけど、続きどうしようかな。



最近気が付いたこと:

  • 味噌ラーメンを食べるときコーンが麺の上に乗ってるうちに食べると後で困らない。
  • カレーパンと牛乳を歩きながら食べる時、カレーパンの袋を先に開けた方がいい。

モノリスの前で骨を使いはじめた猿のような気持だ。スターチャイルドに一歩近付いた!?(わけない)