使用機材:https://ita.hatenadiary.jp/entry/20180816/p2
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西表島は前回の観光の時、カンピレの滝に日帰りしましたが、虫は特に見つけられず。
今回は一泊してガチ探索します。第一目標はベニボシ。川沿いの有名産地へ。
以前奄美でフェリベニ数個体を三時間ほど観察したことがあり、その知見を活かす作戦。
しかし、石垣島を楽園とするなら、西表島は「魔境」。石垣や奄美の常識が通じない魔の島です。
まあ初めてなんで、ここでのペース配分とか距離とか渡渉がどんな感じか、まずそこからです。靴は15cmほどの登山靴にヒル除けのスパッツ。一か所だけ若干深い渡渉があり、増水してなかったので20cmくらいでしたかね。他は15cm以下。後はスネークガードを膝下に。あまり下生えはなくその心配はありませんでしたが、横に逸れて探索する場合に木に脛をぶつけても傷つかないのでよかった。
それほど暑くない日でしたが、かなり体力使いました。道を進むだけでも結構な距離ですが、欲をかいて道を少し外れると歩きにくく3倍くらい体力を消耗しました。おまけに一度は復帰できず遭難を心配したほど。川にでて両側にすこし進んでみて無事に渡渉地点のテープを見つけましたが。それ以降、道を外れるときは必ずGPSにマークをしました。
一本道なので同業者の先行者がいたら何を掬ってもダメ。なかなか厳しい。
アトモン、アヤモン、そんなもんさえ落ちない。ボチョウジ?にはスジシロの食痕が鬼のようにあるけど本体は全く見えない。食痕がそれだけあるということはすでに発生終わってるということでしたかね。
リュウキュウチビカミキリ★
これも多分アジサイっぽいのを掬ったんだっけか。蔓だったか。竿伸ばしたついでにいろいろ掬ったので。明らかにシブラ体形なんだけど斑紋が見おぼえない。あー確かリュウキュウチビってのもいたっけか、と思いつつ電波来ないので検索できず。
後で同定。やりー!ちょっと珍品らしい。
敗北
どうも立ち枯れがウラジロガシかどうか確証を持てないので張り込みせず万遍なく見て歩く。もうちと要点を押さえねば。ベニボシ発見できず。出直してこいということだな。
宿
パイヌマヤという森の中のホテル。灯火に期待