八重山遠征Day 1: 石垣島

使用機材:https://ita.hatenadiary.jp/entry/20180816/p2
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石垣島は今年二回目、ひと月ぶりです。こちらの遠征を先に手配してて、急遽4月にも行ったのでした。通算では三回目の八重山
4月に比べ出現するカミキリの種類は圧倒的に増えます。ただし、いわゆる「春の三珍」だけは通常終わってます。
前回は材採集も精力的に行いましたが、結局この遠征までに羽化はなく、まだ成長中です。
今回は前半三日間を妻と観光がてらに石垣で採集、後半は単独で石垣1日、西表2日と周る予定。

野底山

まずは観光。北部の野底マーペー山に登ります。道中でスイーピングもしようと思ったけど斜度があり道もぬかるんでいたので控えめに。30分ほどで頂上。よい景色です。

ヤエヤマミツギリゾウムシ

道中で発見。オスとメスで口が違うんですね。メスは体を前後に移動させてました。産卵加工かな?

タテスジドウボソカミキリ八重山亜種

林道でクワを掬って。シロスジかイマサカかなと思ったけど、触角の白い部分が少ないのでタテスジ。これが一番多い。

セミsp

たぶんイワサキクサゼミ。翅が茶色いのもいるのかな。

さらに北へ

ススキサビのポイントを教わったので行ってみた。詳細は伏せます。かなり生態が解明され、個体数が多くなるような仕掛けがしてありました。

イシガキウスアヤカミキリ

枯れ葉トラップが多く、そこから多数落ちました。後で、枯れ葉はヤエヤマフト用のトラップだと教わりました。

ススキサビカミキリ★

おおー!ブーメよりも明に触角が短い。なかなか疑死せずひたすら歩きます。


カスリドウボソカミキリ八重山亜種★

お気に入りの畑脇エリアに移動。蔓系を掬うとペアで落ちました。やらせ生態。きれいです。


シロスジドウボソカミキリ先島亜種★

触角の白い部分が半分程度あり、シロスジのようです。触角がタテスジより短いのも特徴ですが、切れてて分かりません。

タテスジドウボソカミキリ八重山亜種

ススキからよく落ちます。

コゲチャサビカミキリ

枯れ葉つき枯れ枝なども多く叩くと色々落ちます。こちらは移入先の三浦で撮影してますが、本拠地である南方では初めて。

ヨコスジサビカミキリ

モモブトトゲバカミリ

トゲが写るようにしてみました。

シモフリナガヒゲカミキリ★

ド普通種ですが4月にはあまり落ちません。今回晴れて遭遇。

灯火ポイント

夜は雨の予報なので灯火の居残りだけチェックします。
シモフリナガヒゲを再び発見。触角を前方に伸ばした独特の姿勢でとまってるので、遠目にはオガサワラチャイロとかを期待してしまいますが、外れ。

ヨコヤマヒメカミキリ

ケルシウムはこれが。他にイツホシシロなどがいつもいます。

宿

ビーチがきれいな川平の、ビーチに隣接したコテージ「アロアロ」。奮発しました。着いたのは夜だったので海が見えずもったいなかった。夕食は川平集落の「じんべい」で地元の寿司ネタなど。うまかった。