北海道遠征:Day 1

Canon EOS Kiss X5+TAMRON SP 90mm VC USD

  • ストロボ:絞り優先モードF11〜F13、露光1/200固定、ストロボ+2、ケンコー影とり、ISO-AUTO
  • 自然光:マニュアルモードでF8〜F16、露光1/125〜1/1000、ISO-AUTO

クリックで拡大。★は初見。

背景

最近、関東甲信越で自己初カミキリを見つけるのが修羅の道となっております。昔はラミーカミキリコンデジで撮影して幸せだったのに。難物ターゲットそれぞれに対し、知力を尽くして作戦を立案し、体力の限りを尽くして探す。そして見つかったり見つからなかったり。勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。ヌルだった時は自分に何が足りなかったかを考える。最悪なのは後追いポイントでヌルだった場合。この場合、時期やコンディションの選択を誤ったか、現地での探索能力が劣っていたかしか理由がない。新規開拓なら、いなかったというのも一つの情報にはなる。そんな求道者のようなことを何でやってるんだろうね趣味なのに。
というわけで北の大地でリフレッシュ、ウハウハするぜー!
兵站:飛行機ジェットスター4.5万、竿預け0.4万、成田前泊0.8万、軽自動車三日3万、移動1060km ガス0.8万 ETC 0.8万、車中一泊、ホテル一泊0.9万。成田で前泊し朝6:05の飛行機で7:30千歳着。8時から移動、昼前に大雪山周辺着。旭川便にしろよ、って話ですが直前で空いてなく、天気も微妙で札幌と大雪の天気いい方へ行く作戦だったので。

クロハナカミキリ

天気は晴れ。セリなどに虫がブンブンきてます。カミキリもたくさん。以下の4種が優占。

ルリハナカミキリ

モモブトハナカミキリ

ヤツボシハナカミキリ

ホクチチビハナカミキリ★

やったね。本州ではあまり見つからないが北海道ではたくさん。

ハンゴンソウ?の上で大パーティ


林道、雪

標高上げると、まだ雪があります。このため上はガスガスです。

ショウマ

たくさん咲いているけど濡れている。居残りチェック

クビボソハナカミキリ★

いえーい、濡れて寒く動けません。試しに掬ってみたら落ちない。こりゃルッキングしかないな。

別個体。



移動

新規飛来がないので別のポイントへ移動。しかし花を見つけられず、引き返し途中の河川敷を攻めることに。

オオイチモンジ

お、これがいるということはドロノキがあるんだな。(逆だろ)




ドロノキ

ヤマナラシモモブトを探します。しかし若干新しいかな。

トホシカミキリ

なにかポロっと落ちた。よく探すと、やはりこっちか。
上高地で撮影しまくった時は、もっと黄色みが強かった気がしたが、思い出補正だったようで、これも十分色味が強い。奥日光なんかは灰色になる。


産卵加工。右は出てきた後の木くずだと思う。

移動

温泉に入るため移動。途中で倒木をたくさん発見。

シラビソ?

訂正:北海道ではトドマツ、それが本州で分化したのがシラビソのようです

シラフヨツボシヒゲナガカミキリ

ヒゲナガ寒冷地仕様

エゾマツ?

お、これはシラビソより期待できるぞ。

カラフトモモブトカミキリ★

おおー。自己初3つめ。白い帯が太くまっすぐ。ヒゲナガモモブトは「W」のようになります。


夜回り?

温泉に入ってから、この倒木で夜回りしようと思ってたら暗くて見つけられず。間抜け。そのまま漆黒の闇に包まれ車中泊。ほんとの真っ暗だと、人間良く眠れますね。2-3日目に続く。