北信でフィニッシュ:Day 1

Canon EOS Kiss X5+Tamron SP AF90

  • ストロボ:絞り優先モードF11〜F13、露光1/200固定、ストロボ+2、ケンコー影とり、ISO-AUTO
  • 自然光:マニュアルモードでF8〜F16、露光1/125〜1/1000、ISO-AUTO

クリックで拡大。★は初見。

いよいよカミキリも終わりの季節となってきました。が、標高を上げたり、種類を選べば旬なカミキリを見つけることも可能。今回は長野まで新幹線で行って車を借り、北信を一泊二日車中泊で攻めて見ました。
一日目はスキー場。ゴンドラを降りたところでノリウツギの多い湿地があるのを何年か前に発見。その時は夕方だったので、午前に是非見たいと思っていたのでした。着いてみるとノリウツギは咲いているものの、数が激減している。うーむ。とりあえずチェック。

アサマヒメハナカミキリ

ここのピドニアの優占種。炎天下でもよく飛ぶ。


NEED ID ピドニア

これが紛らわしい。何年か前に来た時も見つけた。ムネアカヨコモンの地域変異だと思うけど、とりあえず保留。他にミワ、ハクバなんかもいるようだけど発見できず。


ブチヒゲハナカミキリ

ここでは多いです。

終了

うーむ、立ち枯れなんかも見て回ったけど収穫なし。移動します。

肝試し

本日のメインイベント。人けの無い峠道で夜中に、木を照らして歩き回ります。もしかしたら白い影がぼーっと浮き上がり「うわー!」ってなことになるかも。まずは近くの道の駅で夕食を食べて入浴(食事の半券で入浴半額)。はぁーこのままビール飲んで寝るか。いやいや、夜回りのためにここまで来たんだ。初見カミキリを見たいという情熱に動かされ移動。
ライトでケヤキ、クワなどの木を照らし峠道を往復します。一度だけ車が通りました。夜中の峠に、虫網を持ったあやしいオッサンが出るという怪談になったかも。二往復めくらい、こんな枯れ枝(翌日撮影)の先端に白い影が!うわー!でたー!


掬う

すみませんその時の写真はなし。長竿3mほどの距離。角度が微妙です。片手で照らしつつ網を枝に押し付け、1cmずつ虫に近づけていきます。めっちゃ緊張。そして、ポロリ!どうだ、入ったか!落ちたか!網を覗くと・・・

オシロカミキリ★

入った〜〜!大きい!白い!名前の通り!白い部分はほんと白で、ピントが合ってるかどうか分からないな。捕獲後車内で撮影。腹も白くて斑紋がある。







こちらは別個体。同じ枝でまた見つけた。二回目となると落ち着いて考えられて、なんのことはない、枝先の真下に網の中心が来るような下の位置に網を持ってきて枠で枝を叩けばいい。ただし枝にそって少し転がると向こう側に落ちるのでそれも若干計算に入れる。60cmの枠で助かった。


おやすみ

興奮した口調で成果をメールとmixiに流し就寝。