★クロツヤヒゲナガコバネカミキリ

Canon EOS Kiss X5+Tamron SP AF90

  • ストロボ:絞り優先モードF11〜F13、露光1/200固定、ストロボ+2、ケンコー影とり、ISO-AUTO
  • 自然光:マニュアルモードでF8〜F16、露光1/125〜1/1000、ISO-AUTO

クリックで拡大。★は初見。

関東でカエデ掬いで見られるカミキリ、ほぼ撮影し尽くしたんですが最後に残ったのがハットリイことクロツヤヒゲナガコバネカミキリ。1950年代に生田緑地で発見され新種記載されるも、ここ50年ほどそのあたりでは見つかっていません。
http://conservation.jp/tanzawa/rdb/rdblists/detail?spc=541
河川敷のグミで見つかると判明し山梨、福島、長野ではそれなりに見つかるようです。
三月に身延で材採を試みるも、そもそもグミが見つからず。記録を再検討すると、主に2つのエリアに分かれているようで、前回はその一方を探索しました。しかし衛星写真ではグミのありそうな広い河川敷はエリア2の方に多いことが分かったのでリベンジ。エリア内で三箇所ほどポイントを見繕っておきます。
ちなみに先週は県レベルで記録の少ない栃木で空振りでした。

兵站

車0.3万(割引)ガス0.1万 ETC0.1万 電車0.4万

グミ

現地には10時ごろ到着。ポイント1。花が咲いてるので遠目でもグミが探しやすい。

グミチョッキリ★

掬っているとよく入る。きれい。

移動

二時間ほど掬ったり叩いたりするもヌル。いまいちグミが少ないので移動してみる。ポイント2は大きなグミが多い!逆に探しきれないほど。ここでも掬ったり叩いたり。二時間ほどしてもヌル。ちょっと焦ってくる。腹を据えてルッキングをしてみることにした。コジマは何回か枯れ枝で撮影しておりイメージは掴んでいる。枝の下面にいくこともあるので屈んだりして探索。

グミ枯れ枝

もじゃもじゃした感じ。しばらく観察。

ハットリ発見

コバエみたいなのがぷ〜んと飛んできて枝に止まる。念のため遠くから撮影し拡大チェック。むむ!これか、これなのか!

クロツヤヒゲナガコバネカミキリ★

いちおう生態写真。黒バックでダメダメ。しかもこれじゃコジマだかハットリだか分かりゃしない。
でも茂みの下に潜って撮影するのは諦めた。絶対逃げられる。とりあえず素手で確保。
しかし、この広大な河川敷でこの小さい虫見つけて喜ぶとか、虫屋頭おかしい

確保後撮影。う〜ん、この青黒いエリトラが独特。グミチョッキリもそうだけど、グミ食べると青くなるんか?


さて

これでいよいよ関東で4月にやることが無くなった。
あとはikedaiで関東ヒゲナガコバネもコンプ。健脚な内に行かねば