★クロルリハナカミキリ・★ミヤマツヤハダクワガタ・オオイチモンジ他@上高地

Canon EOS Kiss X5+Tamron SP AF90

  • ストロボ:絞り優先モードF11〜F13、露光1/200固定、ストロボ+2、ケンコー影とり、ISO-AUTO
  • 自然光:マニュアルモードでF8〜F16、露光1/125〜1/1000、ISO-AUTO

クリックで拡大。★は初見。

前日天気が悪かったんで朝はのんびりするつもりだったけど晴れだったんで朝食をキャンセルして06:00にドロノキ探しに出発。

キヌツヤハナカミキリ

あいかわらず早朝から道中のセリやショウマが賑わってます。
いい色が出せたかも。

キベリクロヒメハナカミキリ

ここのはオス・メスともに前胸が赤いタイプのようです。菩薩では見ない色。

フトエリマキヒメハナカミキリ

前胸の模様からミセンかとも思いましたが、ミセンはもっと台形になるようで。

クロルリハナカミキリ★

なぜかチビハナカミキリと思って撮ってました。意外に小さいかも。一番上の写真はうっすらルリ色が乗ってます。周囲の花の白がレフ板になったのでしょう。しかし花粉まみれで若干光沢が邪魔されてる。
イケマあたりで、しっかりとルリ色が乗った写真を撮りたい。色がないと、ミヤマクロハナと写真的にほぼ同じになってしまうから。


オオイチモンジ

以前オオイチを見たあたりでドロノキの倒木探し。いちおうオオイチさんも探したら、いました。遠かったのでトリミング。

ヤマハンミョウ


明神岳

拡大したら星が写ってて驚いた。

ヒメシジミ


コヒオドシ★

ダブル開翅!

コムラサキ

うんこBARのカウンダーに四名様

倒木

近くにいらした蝶屋さんに、ドロノキの倒木ってありますかね、と聞いて見たら「そこにあるよ」と。ええー。見てみると・・・

あるし!

さすが食草の動向を把握してらっしゃる。

昼まで、1時間ほど張り込みしたかな。トホシは来なかったので転戦。

倒木

前日見つけた、土砂崩れによる倒木・立ち枯れエリア。材も日差しで乾いてきた。シラビソ?とダケカンバがメイン。

ハンノアオカミキリ

ダケカンバの白が反射

フタスジハナカミキリ

翅端が赤い

ミヤマツヤハダクワガタ★

樹種不明の立ち枯れで。やったー見たかった、というかここで会えるとは思ってなかった。
(ツヤハダとしていたのをミヤマツヤハダに訂正)

ヒゲナガシラホシカミキリ

お、ちょっと斑紋に青みが乗ってる

ダケカンバにて

ムネアカクロハナカミキリ

標高1700mなんでクロハナと思いましたが、メスは別カットで尾節先端が凸になってて、オスは後肢脛節が真っ直ぐ、ということでムネアカクロハナと同定。


倒木

立ち枯れエリアではアラメやラギウムを期待しましたが、材が古いのか全く見えず。
別の場所でちょっと新し目の倒木を発見。かすかにヤニの臭いも。

ホンドニセハイイロハナカミキリ

いやまさか1700mでニセいると思わないじゃないですか。シナノエゾだと思って喜んだ訳ですよ。
そりゃー気合入れて撮影しましたさ。でも後で見たらどの角度でも前胸正中線の光沢部分てのがない。スレて無くなるもんじゃないんで、ニセ確定です。
いやーシナノエゾ撮影したと思って早々に引き上げましたが、同所的に分布してる可能性もあるから、気がついてたらもっと探してたなぁ。隣接する山で記録があるから可能性あるし、惜しいことしたなぁ。

17:25 帰還

同室だった蝶屋さんに再会。見事タカネキを撮影されてました。おめでとうございます。
この時はシナノエゾを撮影したと思ってたのでメッチャ自慢してました。おはずかしいw

帰りのバスは槍とか縦走した人たち満載でみんなすごく満足そうでした。