Canon EOS Kiss X5+Tamron SP AF90
- ストロボ:絞り優先モードF11〜F13、露光1/200固定、ストロボ+2、ケンコー影とり、ISO-AUTO
- 自然光:マニュアルモードでF8〜F16、露光1/125〜1/1000、ISO-AUTO
クリックで拡大。★は初見。
夏本番。標高1000m以下で虫探すと暑くて死ぬし、まず虫がいない。しかし1500m帯ではこれから出始めるカミキリを狙って熱い戦いが繰り広げられるのです。その代表がパキタとゼブラ(キベリカタビロハナカミキリとキジマトラカミキリ)。今回は栃木・群馬方面でこれらを狙います。メンツは先週に引き続きたけぞーさん、Eさん、俺。
結論からいうとどちらもNULL。まだチャンスはあるけど、他にも狙いたい虫がいる。どうしようかね。
おかげで写真の整理がすぐ終わった。初見+1と、撮り直し3くらい。
兵站
ペンション泊0.7万、(ガス+ETC 1.0万)/3
Day 1
有名な「根木山(仮称)」で手堅くアルマン狙い。
ヤマトヨツスジハナカミキリ
ダケカンバ立ち枯れに産卵に来ていた。
菩薩のノリウツギで掬ったけど、じっとしてくれず写真がイマイチだったので、これで満足。また前回はオスだったけど今回はメス。
ヒゲナガゴマフカミキリ
古いブナ立ち枯れで発見。新鮮で黄色が目立つ個体。写真を撮り忘れた。たけぞーさんの写真に期待。
そのほかクロオオハナなども
クロホソコバネカミキリ
ダケカンバ立ち枯れで、地上4mほどの幹上を歩いていたのを発見。白地に黒なんで動いていれば分かり易いけど、止まって見失う。確認のため横に回って撮った写真。
竿でつつくと降りてきた。午前の早い時間はいい場所を探して動きが活発だけど、昼近くに待ちモードになると逃げにくいようだ。
別個体。これも丹沢で撮ったけど接写できなかったんで、良く撮れて満足。オスがテリ張り中。接近しても動かない。
写真を見返すと、肉眼では見えない黒い菌類が生えているのが見える。こういうので産卵に適した木を選んでいるんじゃなかろうか。
結構高い場所でもテリ張りしてることが分かった。そういうのを発見できれば確率が上がるだろうけど、動かないと難しい。
三人とも2オス発見。出始めなのかな。
温泉街
根木山は満喫。昼から移動し温泉街へ。巨樹だけ残して伐採し街を作ったので、巨木を簡単にたくさん見られる。そしてあれやこれや、巨木でのみ見られるカミキリの記録が多い。巨木に圧倒されつつ、夕方まであれやこれやZを探すも全NULL。
移動
P作戦のポイントを下見、ノリウツギをチェック。満開。イケマは半分くらい。ピドニアを期待したけど全くいなかった。付近で宿泊。
Day 2
P狙いでノリウツギに張り付き。二手に分かれる。自分の木はヨツばっかり。10:30くらいにもう一方のほうへ移動
チャイロヒメコブハナカミキリ
初心者の頃、上高地で偶然、何か分からず撮ったため、写真に魂が入っていなかった。今回は正当なシチュエーションで入魂の撮影。
ところで木の近くにアースジェットの空き缶発見。この畏怖を感じさえする木でそれやるか。まあルッキングする時間さえない老い先短い方か、全盲に近い節穴か、その両方なのであろう。お大事に。
オオハナカミキリ★
大きなノリウツギを三人で監視。こっちは景気がいい。昼前から赤い奴が飛来。いえーい初見。掬ってやらせ生態。他にブチヒゲやアオなども来た。Pはこない。
黒赤のブチヒゲをみんなで幾つか確保。イガブチもいたかな?しかし赤赤じゃないと写真的には面白くない。
総括
いろいろ撮り直し出来てよかった。来週同じルートで回ればPZいけるかもだけど、どうするかなぁ。