Canon EOS Kiss X5+Tamron SP AF90+テレプラスMC4 DGX
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全国から特定の季節にカミキリ屋が集まる場所がいくつかありますが、今年はそういう場所へいろいろ勉強しに行こうと思います。
今回の長野某所は、1999年に初めて見つかったカミキリ「ツジウス」が現在のところ唯一採れている場所。山の西斜面を登るつづれ折りの舗装林道、歩いて50分程度の範囲にカエデが植栽されており、カミキリを採るのに最適な状況に加え、ツジウス以外のけっこうレアなカミキリもたくさんいるという、よく言えば「好採集地」、悪く言えば「釣堀」です。
朝の気温が低いため、いわゆる「ゴールデンタイム」が遅く、午前11時くらいから虫の飛来が始まる感じです。しかし、だいたい虫屋の数がカエデの本数より多いため、多くの人が早朝から来てカエデに陣取り、虫が来るまでカミキリ談義に花を咲かせるというサロンぽい感じの場所になっています。
参考:http://www.weblio.jp/content/%E3%83%84%E3%82%B8%E3%83%92%E3%82%B2%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%8D%E3%82%AB%E3%83%9F%E3%82%AD%E3%83%AA
さて前日、狭山でヨコヤマトラを激写して意気揚々と帰宅、シャワー浴びて着替えて今度は夜行車中泊で出撃です。運転時間を減らそうと八王子まで電車で行き車を借ります。(結果からいうと小仏の渋滞に嵌るので意味なかった。大月くらいまでいかないと。)八王子21:30頃発。高速でまずは長野のSAへ。夏に夜行バスでいつも休憩する場所で、ガソリンスタンドに蛾がたくさんいるのですが、今日は外気温が4度。全くいません。そこから現地に向かうにつれ車の外気温計は10度まで上昇。しかし標高を上げていくとまだ下がってきます。現地は寒いだろうから30分ばかし手前、7度のところで車中泊。時間は1時くらい。翌朝は5時くらいに出て30分ほどで現地到着。とりあえず場所の把握のため林道を登ります。虫はまだ全くいない。一番上のカエデを通り過ぎてかなり歩いたところで地元のおじさんの軽トラと遭遇。こんな高いとこに花なくて虫いないよ、と教えていただき、急いで戻るとすでに2人ほど歩いてこられるところに遭遇。「こっちのカエデが一番くるよ」と言われたけど生態写真も一応狙うため低い枝のある別のカエデに陣取ります。
ツジヒゲナガコバネカミキリ★
そうこうするうち赤いのがネットイン。3人中初めに採っちゃいました!白い線の有無に関してピニボラとツジウス逆に覚えてたんでベテランの方に見てもらって初めてツジウスと分かりました。はずかしい。さらにしばらくしてなんと数が少ないというオスまでネットイン!今日はこの木が当たりのようでした。もういらないのでまだ採れてない一人の方と場所をチェンジ。
下る
様子見に下へ降りて行きましたがカエデは埋まってるのであまりカミキリと出会えず。ピニボラとカエデノヘリグロ、ホソツヤは発見できなかった。