色違い

テントウムシの色の違いと気温の関係
http://www.tokyo-np.co.jp/article/education/naruhodo/CK2011050302000089.html
大人向け論文
http://www.mendeley.com/research/temporal-variation-in-allele-frequencies-in-the-pollen-pool-of-eucalyptusrhodantha/

なるほど。日光を吸収しやすい奴と反射する奴がいて、気温の変動に対応したり、寒い地域から暖かい地域へ繁殖域を広げる時に順応しているという話。
テントウムシは赤い奴がメスにはもてるけど、寒い時期は黒い奴のほうが婚活のスタートダッシュが早くて有利と。
そういわれて見れば同じ種類で極端に色の違う甲虫は多い。以下は全て自分が撮った写真。どのペアも同一地点で撮っているんでオオセンチコガネみたいな地域的変異ではない。
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ドロハマキチョッキリ


ヨモギハムシ

ゴマダラオトシブミ

スキバジンガサハムシ

考えて見れば、有性生殖てのがそもそも種内の遺伝多様性を保持して環境の変化に順応する戦略なので、それが端的に目に見えてる例なんでしょうね。