このコースの簡単な方 http://www.hikingmap.jp/pdf/course_izu.pdf
先々週まで群れで見かけたオトシブミ類が単体しかいなくなった。
以下いくつかの写真は植生の同定のため虫発見時視点でズームなしで撮った写真を併載。虫目トレーニングにどうぞ。
写真一覧http://f.hatena.ne.jp/ita/musi100821/
以下しばらく登山口までの道で
ナミガタチビタマムシ
肉眼でもルーペ使えばここまで見られるだろうけど逃げられる。20cmくらいの距離でズーム撮影。いやはや2万なんぼのデジカメで広がる世界プライスレス
モビルアーマーっぽい蜘蛛
オオセンチコガネ
山道に入ると虫いねーなー、と思ってたらドヒャー大群出現。登山道から車道へ出る直前の場所にて。
センチコガネとオオセンチコガネは頭部形状で判定するらしいけど、みんな一心不乱に○ソに頭突っ込んでて分らない。色で断定。何の○ソだろ。狸?猿?人?熊?
胴が紫、足が緑の奴と全体に黒い奴がいた。こういう構造色はフラッシュたくと飛ぶ。しかし動き回ってるのでフラッシュなしでシャッタースピード遅いとブレる。
ノコギリカミキリ
さっきのクワガタだったら悔しいなと思いブナ(多分)を蹴ろうと近づいて発見。
その後、山頂手前の五輪山の開けた場所でもカミキリらしきものが飛んでたが逃してしまった。針葉樹と広葉樹が半々くらいある。
オオスジコガネ
見る角度によって色が変わるの図。ちょっと検索したらとんでもない学問的深淵が口を空けていた
- コガネムシは円偏光 http://www.op.titech.ac.jp/lab/Take-Ishi/html/ki/hg/et/sb/goldbug/goldbug.html
- http://www.geocities.jp/lamprima_no1/hasyoku4.html
- http://www2.hama-med.ac.jp/w1d/biology/hariyama/research/color/color.htm
螺旋の出る物理モデルを考えたが、左円偏光が主ということは構成分子の段階でキラリティ対称性が破れてないといけない。
とかtwitterで書いてたら上記東工大サイトの研究室出身の方からリプライを頂いた http://twitter.com/smectic_g/status/21914018492
右偏光のコガネ絶賛大募集中だそうです。水面の反射などを防ぐ偏光フィルタで暗くなったらフィルタがめずらしいか、コガネムシが超めずらしいかのどちらか。http://mmlnp.exblog.jp/10195918/
後者の場合捕獲して上記HPの研究室に持っていけばNature, Scienceに載るかも。