木曽路の夏 7/22-23

使用機材:https://ita.hatenadiary.jp/entry/20180816/p2
クリックで拡大。★は初見。

木曽路方面に行ってきました。
いちおうメインの目標は、東日本での数少ない宿題の一つ、シナノエゾハイイロハナカミキリ。

以前みつけたトウヒの倒木と、衛星写真で見つけた倒木を見に行きました。
ちょっと時期が遅いかもだけど、標高2000以上あったので行けるかなと。まあそんな標高にエゾラギがいるかどうかという話もありますが。
しかし目当てのトウヒには何も来ず。目星を付けた他の倒木もどうやらカラマツだったようで。

ウスイロヒメハナカミキリ

近くで咲いていたモミジカラマツにて。ウスイロ7シンシュウ3くらいの個体。

ノリウツギ

時間は前後しますが午前中に掬ったノリウツギの面々を。

ニセハコネホソハナカミキリ オス

お目当ての一つだったニセハコネのオス。尾の先が独特な形です。
裏側の黄色い部分で同定します。日影のノリウツギから。



クロサワヘリグロホソハナカミキリ

こちらも日影のノリウツギから。

初日は

まあこんなとこです。

Day 2

車中泊の後、早朝からショウマ掬い。

チャボハナカミキリ

標高があったもんで、はじめホクチチビハナだと思って喜んだんですが、黒いチャボハナでした。

キヌツヤハナカミキリ

ノリウツギに移動。千客万来

チャイロヒメコブハナカミキリ

ヒメアカハナカミキリ

クロルリハナカミキリ

ミヤマヒメハナカミキリ

肩が全部黒で前胸の横がとがっている。


イヨヒメハナカミキリ

ヨコモンより黒い紋が大きい

ヨコモンヒメハナカミキリ

イヨ vs ヨコモン

顕微鏡で毛の密度を見ると一発ですね。

ニセハコネホソハナカミキリ メス

メスもいました。


キベリカタビロハナカミキリ

真打登場。
なんかオレンジっぽいやつも見たけど逃がしました。クサマイだったかなぁ。

オニグルミ

ひとしきり掬って帰路で見つけたオニグルミ。撮影しわすれたんでstreet view の画像。

クルミナガタマムシ

初見のクルミナガが入りました。ナガタマには珍しく派手な感じです。


ヤツボシシロカミキリ

さらに道中で以前ヤツボシシロを掬ったズミの群落へ。しかし大部分が伐採されていて大ショック。
残った一本を掬ってみると入りました。


総括

若干季節の早い年だったので、早めに来て正解でした。ノリウツギ3分咲きという感じ。
他の虫屋がいませんでした。天気の関係でおやまは見切りをつけたんだけど、結果論では正解でしたね。