かつて掲示板にこんな投稿をしました
http://njb.virtualave.net/nmain0153.html
http://njb.virtualave.net/nmain0154.html
お邪魔します。以前のださんの掲示板(過去ログ)で話題になってたのですが、突然変異によってLとMの錘体がモザイク状になった
網膜を持ったサルが初めて出現したとき、(http://www.nig.ac.jp/color/barrierfree/barrierfree1-4.html)どんな風に色を認識していたのか興味深いです。
個体の学習によって一世代でも新しい色覚を獲得できるのか、何世代もかかって脳のほうもそれに対応できるよう進化するのか、どちらなんでしょう。
というのも、前者であれば人間にも第4の錘体を持つ眼球を移植すれば何年かすると四原色が認識可能になるということになるからです。
そうすると芸術の世界とか大混乱になりそうです。四原色派、五原色派とか、人間本来の色にこだわる三原色派とかできて対立するとか、イーガンの作品に出てきそうなシチュエーションです(もしかして未訳の作品であったりするかもしれませんが)。
そんなイーガン作品が今月のSFマガジンに掲載されました。タイトルは『七色覚』
ちょっと前に四原色の視覚を持つ女性の画家が話題になりました。そのあたりから着想を得たのかも。通常の人より日影の色彩に敏感になるそうで、絵の購入者や弟子がそれに気づいて本人に話し、検査したところ実際にそうだと判明したようです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Concetta_Antico
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追記
コメント欄で関連記事を教えて頂きました。有難うございます。いろいろな変異があるようですね。