アカムネハナ2015::Day 2

Canon EOS Kiss X5+Tamron SP AF90

  • ストロボ:絞り優先モードF11〜F13、露光1/200固定、ストロボ+2、ケンコー影とり、ISO-AUTO
  • 自然光:マニュアルモードでF8〜F16、露光1/125〜1/1000、ISO-AUTO

クリックで拡大。★は初見。


7:00-8:30 再チャレンジ

朝一のを狙おうということで少しだけ。でもやっぱりNULL。他の方はどうだったのかな。

山梨へ

峠を越えて山梨へ、いろいろ記録のある林道へ。事前に設定した目標はヤツボシ、ムネモンヤツ、エゾトラ、クリイロシラホシ、ニセハムシ、ハイイロツツクビなど。
奥まで入るのは初めてなのでじっくり木を観察。道の山側はカラマツ植林でシカによる立ち枯れが目立つ。川沿いには結構太いミズナラが多い。樹皮には穴がたくさん。マツシタトラかクリイロか。どちらも見付からなかった。アズキナシらしき木も発見。しかし食痕はなし。
しばらく進むと巨大なサルナシ群落を発見。食痕もバッチリ。ムネヤツ大会になりました。しかしあまりにサルナシが多いのでかえって難しい。Eさん掬って1オス。
自分は生態写真が狙える低い葉の前で待機。

ムネモンヤツボシカミキリ

キター!遠いのでトリミング。

足場を確認して接近しようとしたら警戒され葉裏に回られてしまった。やむを得ずネットイン。
やっぱり若干赤みがあるなぁ。


ヨコヤマトラ事件

サルナシ掬いを結構満喫したので移動。車に乗り込もうとすると、水色の車体の屋根に黒と茶色の物体が。トガリバアカネ?と見てみると、なんとヨコヤマトラが熱死していた!
死体は写真的にイマイチなんで写さず。

カラマツ土場

以前ピニボラを堪能した土場へ。しかしカラマツは完全沈黙。期待したカラマツカミキリも雰囲気なし。
気分を切り替えて近くにある広葉樹のソダをチェック。

ハイイロツツクビカミキリ★

やったー!細い枝にいた。「長野県のカミキリムシ」のHPで見たポーズそのまま!

ホソヒゲケブカカミキリ★

カンバ系の枯葉を掬ってゲット!地味系初見を追加!

タテスジゴマフカミキリ


別の土場へ

標高を下げてカラマツ・アカマツ・オニグルミの大きな土場で〆め。マツノマダラ、カラフトヒゲナガなど実績がある。

ヤツメカミキリ

Sさん発見のかなり水色っぽい個体。しかしフラッシュで黄色っぽくなっちゃうんだな。

オニグルミノキモンカミキリ

材にペタペタ。

ジュウジクロカミキリ

Sさんが前回発見された枯れ枝で。蜘蛛に捕まっていたのを強奪。よく見ると前胸に穴が。



こちらは生態。どうもピントが合ってるのに上翅に凹凸がないせいでピンボケに見える。

総括

今回もアカムさんに出会えず。しかし水色に出会えたからいいかな。まだまだ魅力的なサブターゲットがあるのでまた来るかも。
他にも甲信国境は色々面白そう

初見カミキリ+4種で六月合計は+16種、うち4種が北海道特産。