- Canon EOS Kiss X5+Tamron SP AF90
- ストロボ:絞り優先モードF11〜F13、露光1/200固定、ストロボ+2、ケンコー影とり、ISO-AUTO
- 自然光:マニュアルモードでF8〜F16、露光1/125〜1/1000、ISO-AUTO
クリックで拡大。★は初見。
知合いの虫屋さんをお誘いしてコブツアー。自分と同じく撮り専で生態写真派のたけぞーさん、蝶からカミキリに転向後二年で既に220種を採集されているEさんと自分の三人で、たけぞーさんcarにて出発。
去年自分は観光ついでのタニグチ探しでボウズだったので今回は文献を調べて多産地と思われる場所へ。モミ、ダケカンバなどの林にマルバダケブキやハリブキなど、コブ叩きにかかせない草がたくさん生えてます。またシダも茂って日当たりも悪く林床は湿っています。これはよさげ。
タニグチコブヤハズカミキリ★
いえ〜い。黒い紋が大きい個体。マニアはハイブリッドとか中間的な形質の個体を集めたりしますが、初見では典型的な形質が嬉しいですね。ちなみにこの山はセダカやフジの記録もあるけど、タニグチが優勢のようです。
転戦
二時間ほどで、Eさんは目標の5♂5♀、撮り専の二人も複数個体を十分撮って満足してしまいました。時間はまだ午前。自分はミヤマチビコブ等狙いでモミ倒木を結構叩きましたが何も落ちず。することが無くなったので富士山麓へ転戦しようということに。
富士山麓
前回自分がゴマキマを見つけた伐採地で枯葉付きダケカンバ材を叩いてゴマキマとフジコブの両面待ち作戦。10本くらい詰まれた場所を発見し叩き網を地面スレスレに入れて叩くと二回目でフジコブをツモ!後はEさんにバトンタッチ。この木で5exsほどフジコブ、似たような別の材でさらに5exsほど得られてフジコブも満腹に。ゴマキマは発見できず。
たけぞーさんも道沿いでフジコブを発見。そしてカッコウカミキリを撮りたいということで車で流して一本目のヤマブドウを叩くとほどなくEさんがカッコウ発見。すげー小さい。
あ、自分は叩きに専念して写真を何も撮ってなかった^^。記録のあるミヤマチビコブ狙いでかなりモミなどを叩くもNull。
日も傾いてきたのでここらで帰ることに。途中でatimiaの記録のある場所へ寄ってみるも、ネズがどういう場所に生えるのか見当もつかなかったので不戦敗。
後で調べるとアカマツ林の中にあると分かったけど、先輩諸氏の採取記を読むとこのエリアでは相当の難物のようで、ついでに取れるような代物じゃなかったですね。去年関西で見つけた時は周囲の木が高くないのでネズも低く、実っぽいのが低い位置にあってそれを掬って得ました。周囲の木が高いと難しいのかも?