PNG圧縮

PNG画像は通常の圧縮をする前にRGBごとに差分数列を作って圧縮率を上げている。差分は5種類あって、差分なし、左との差、上との差、左と上の平均との差、ちょっと複雑な奴(説明略)。
上との差が左とずっと同じであれば圧縮率が上がる。これを磁性スピンモデルに焼きなおすと最近接が強磁性、次近接の対角線が反強磁性で係数が最近接の1/2、のモデルになる。これでアニールすると実際ファイルサイズが小さくなるか興味のあるところ。

追記

いわゆる J1-J2 model というやつで統計物理ではよく研究されている。J2=-J1/2 の時基底状態がたくさん縮退する。それぞれが非常に小さいファイルサイズで表せる画像に対応。しかし面白い絵が出てくるほどには数は多くない。ピクセル値がP(x,y)=f(x)+g(y)という形で書けるものしかない。