見える!私にもハンミョウが見えるぞ!

写真が素晴らしい!
http://horror.g.hatena.ne.jp/COCO/20080626#p1
ん、ハエ?→虫眼発動ピキーン→シャアかハンミョウか!
ていう経験はこれまでの人生で三度ありました。
まず幼稚園の頃、図鑑で見てハンミョウ欲しい!と思ってました。母親が僻地の小学校に勤めてた時によく見た、という話を聞いて、「そこへ行きたい行きたい!」と駄々こねたような記憶が。結局その後数年はハンミョウを見ることはなかったです。
そして小学校。磯に遊びにいったとき砂浜でなんかハエみたいなのが飛んでましたが、よくみると甲虫!持ってた虫網で捕まえまくったのでした。でも傍目にはハエ取ってるようにしか見えないので、通りがかった子供が親に「あの人なにやってんだろうね」とか言ってました。ちなみにこのときのハンミョウは茶色っぽい地味なやつでした。この経験で、「ハンミョウ発見には虫眼が必要」ということを学びました。
次は高校。構内にけっこうでかい森があって(Google Maps)、その横を歩いてる時に「ん、アオバエ?」と思ってよく見たら派手なハンミョウでした。なんとこんな身近なところにいたのか。家からチャリで15分の場所でした。
三回目は沖縄。浜を歩いてると、また「ん?ハエ?」状態。ここで昔の記憶がよみがえり、よく観察したら茶色いハンミョウでした。

なんか甲虫って、トンボやハチに比べると飛ぶのが苦手というイメージがあります。前翅を推進に使ってないからかな。飛行機の主翼みたいに揚力を発生させてる、と思いがちだけど、たとえば紙飛行機では主翼をほんの数度曲げるのが最適で、それ以上のキャンバーは無用な揚力を発生しまた空気抵抗も増やします。甲虫の形は空力的な進化ではなく、たとえば木の隙間に潜り込むとか食べられにくいとかいった別の要因のような気がします。