沈黙のフライバイ

沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA)

沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA)

とにかく宇宙へ行きたいんじゃー!という情熱がほとばしるSF短編集。研究者や技術者の描写が楽しい。南米横断の話は思った通りの結末で笑った。

  • 日本人が缶コーヒーを飲むシーンが多いのが気になった。アメリカだと多分マグカップアメリカンコーヒー。缶コーヒーは砂糖水だから体によくない。
  • JPL のおひざもとで一年暮らしてたけど(JPLCALTECH が運営してる)、宇宙とは縁がなかったな。JPLの研究公開は年に一度だけで、それ以外は部外者入れないから。海洋の研究してる職員の人や星の誕生の流体シミュレーションしてるポスドクとは知り合ったけど、探査機関係はいなかった。一度海洋研究の人にエンジェルス球場に連れて行ってもらったとき、球場で火星探査機グループとばったり出会って「よおー元気かい」みたいな事はあったけど。
  • あ、でもエリスの発見&命名者はCALTECHの人だったな。