チノ飛行場へ行く

http://www.planesoffame.org/aircraft.php?site=Chino

【Google Maps】。田舎にある小さい飛行場で、隣は牛が何千頭もいる牧場。博物館にも肥しの匂いが漂ってくる。しかしここには世界で唯一の飛行可能な零戦が!それを見に来る日本人に配慮してか、WWII機はドイツ相手に戦った米軍機が多かった。
(追記:唯一ではなかった。こちら参照 http://www.warbirdsalive.com/wblist/japanese/a6m/a6m.htm)
バックヤードには無数の古いジェット戦闘機が野ざらしになってる。Google Maps で二機のF-14も確認できるけど、最近テロ対策で警戒が厳重な場所に移したとニュースで言ってた気がする。

そういえば千葉真一零戦を操縦、他にもP-38とかスピットファイアとか出てきて敵と戦う映画があったな。きっとここで撮影してるな。

以下写真

オリジナルの栄エンジンで飛行可能な零戦52型。二機から復元



依頼を受けて作成中の、6機の零戦からパーツを集めて復元中の機体。複座式に変更し、エンジンはより強力なアメリカ製のものを使用。車輪格納箇所のメタリックな青緑色は自分でもプラモ作るときに説明書に従って塗った記憶がある。



実機の一式陸攻を使った山本五十六長官機撃墜現場の1/1ジオラマ



練習機色に塗られた実験用ジェット戦闘機「秋水」



雷電」小学校の時の校長先生がパイロットだった。ずんぐりしてるため着陸時の視界が悪かったといってた。
校長先生は『「が」「も」の精神』という話をしてた。戦闘機乗り時代の教官の言葉だそうで、戦闘機に乗るときは「○○が大事」「○○も大事」という感じで一番大事なことをまずチェックし、次に別の重要なこともチェックする、という話だったと思う。故・坂井三郎氏の本とか読むと、海軍の飛行隊はわりと合理的で自由な雰囲気という印象を受けたな。

B-17、外から見ると大きいけど、中に入ると狭い!特に機体下部の回転機銃は電子レンジくらいのスペースに丸まって入り、離陸から着陸までその姿勢のまま。上空では氷点下にもなる。


無尾翼機 Northrop N9MB。去年着陸の時にエンジンが一個破損したため修理中。
こちらに詳しい記事が http://www2s.biglobe.ne.jp/~FlyWing/JKNorthrop.html
操縦はそんなにトリッキーではないとのこと。あ、そういえば今いるCaltech の建物に ノースロップ・リーディングルームという部屋があって、ノースロップさんの像や全翼機の模型や写真があるのに気が付いた。


ムスタングを掃除しているお兄さん