汎関数積分

最上さんの記事
物理で出てくるのは、空間分解能Λ以下のスケールではなめらかな、高周波成分をハイカットした関数、でしょうか。実験で観測できるのはそういうハイカットした場\phi_\Lambda(x)だけなので、有効作用L_\Lambda[\phi_\Lambda]で計算すると。そういう有効作用が well-defined かどうかが繰り込み可能性、とか言うのだったかな。裸の場と裸の作用の場合は…わかりません。
あ、外場の短波長落としたらいけないか。あとでちゃんと考えます。
以下、大嘘。コメント参照:あ、なんとなく分かった。Z[J]をJで何回か微分して物理量を計算するんだけど、どうせ無限に細かい空間は観測できないから、そういう情報はいらないと割り切ってしまえばJとしては|k|>1/Λのモード含まないものだけ考えれば問題なし。その場合|k|>1/Λ のモードを含むφの積分への寄与はJにあまり依存しなくなるのでZ[J]のJ微分には寄与がなくなる。なのでφもハイカットして問題なし。

時空のintrinsicなcutoffを観測するという話が某SF短篇にあったなぁ。作中でファインマン経路積分とか議論されてた(ヒント:そんなの書くのはあの作家しかいない)。