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小学館は1日、アメリカのSF作家ハーラン・エリスン氏の作品『世界の中心で愛を叫んだけもの』が著作権侵害であるとして、エリスン氏と日本での出版元である早川書房を相手取り東京地裁に損害賠償請求訴訟を起こした。小学館によると、エリスン氏の作品タイトルは先頃ベストセラーとなった片山恭一氏の小説『世界の中心で、愛を叫ぶ』に酷似しており、なおかつ内容は頭のおかしい男がスタジアムで銃を乱射するというもので片山作品へのオマージュとは考えられず、自社の作品のイメージを著しく損なうものだとしている。エリスン氏はこれに対し、「宇宙にもっとも豊富にあるものは水素と愚かしさだ」*1というコメントを発表している。
(共同通信) - 4月1日