本:ハーラン・エリスン "I have no mouth, and I must scream" Audio CD ISBN:1574535374 |
ブラム・ストーカー賞 non-print media 部門を受賞した朗読CD。
エリスンの説明によれば、"I have no mouth" は数日でガーっと書き上げた作品で、これの2763倍も良い作品である "Grail" (これも収録されてる)は全く人気なくて "no mouth" ばっかりもてはやされる、とか言ってる。まあポーズ半分でしょうね。"no mouth" 激しく面白くて衝撃的ですよ。コンピュータ内部に閉じ込められた人類最後の5人をコンピュータがいたぶる。マトリクスのような。しかし GregEganWise には突込み所もあったり。以下ネタバレ。
//// 人間の自我をシミュレートしてる "AM"の自我は人間の感情も体験してることにはならないか。中国語の部屋=中国人、の論法でgoogle:中国語の部屋+チューリング。それともAM の自我≠AM全体、なのか。神ではなく復活はできない、てことは人間の自我はわりとブラックボックスなのか。でも人格を変えたりしてるぞ。つうか脳をスキャンしたのかどうなのか。しかし最後にゼリーマンになるのは衝撃的だ。順列都市のピーも連想。追記:誤解してた。バーチャル世界じゃなくて物理世界だったのか。
苦労してヒアリングしたのに、検索したら全文載せてる違法サイト発見 orz.