グレッグ・イーガン "Border Guards"

著者のページでオンラインで読めます。

メインテーマは『ぼくになることを』 ISBN:4150113378 【アマゾン】に出て来た宝石。もっと後の時代でこの宝石が普及した世界を描きます。『ぼくになることを』では宝石はニューラルネットの学習のような原理で動いて、それで意識が再現可能かというのは自明じゃない気がするけど、この時代だとバージョンアップしてる模様。とりあえずアイデンティティの問題は横に置いてあります。ちょっとネタバレ:[]ノルウェイの森の直子とか思い出した。[]



実は今読んでるゼラズニイの『ハングマンの帰還』は全く同じ原理で機械に意識を持たせてたりする。

やっほー、スタージョンの『孤独の円盤』新訳が出るらしい。(狂乱西葛西日記2002年4月1日〜4月30日)