埼玉のいくつかの池に「ムサシイトヨ」という魚がいて、絶滅寸前らしいんだけど、これが絶滅危惧指定種になかなかできないらしい。「学名がない」のが理由で、つまり「ムサシイトヨ」は独立な種なのか、イトヨの亜種なのかはっきりしないため、ということらしい。「種」は「互いに交配が可能な個体の集合」と定義できて、見かけがちがうけど交配ができる場合は「亜種」になる。「亜種」も全て保護すればいいじゃん、と考えがちだけど、そうなると極端な話が犬の雑種はすべて絶滅の危機にあることになる。DNAのシーケンスが全く同一な個体ってのは双子じゃないかぎりありえないから、区切るとすればやはり「交配可能」という同値関係で集合を作るしかない。うーん、むずかしいな。
そういえばトキは中国のと交配させようとしてたけど、亜種なのかな。だったら絶滅してないじゃん?



掃除機で靴下吸い込んでホースの中にはまって取れなくなる。いろいろと試行錯誤の末、水を入れて重くしてぶんぶん振り回すと遠心力で出て来た。うーん、ファイマンさんなら最初から思い付いてたろうな。ていうか我々普通の人は彼から見たら「動物奇想天外」で箱の中のバナナ取ろうと必死になってる猿と同じなんじゃないかな。ちぇ。