[[ロジャー・ゼラズニイ]]『光の王』ISBN:4150106258 【アマゾン】 翻訳者の(もちろんそれ以外にもめちゃくちゃいろいろあるんだけど)[[深町眞理子]]女史のエッセイ「翻訳者の仕事場」が雑誌ダカーポで紹介されてたので書店で探す。しかし聞いたことない出版社だったせいか見つからなかった。ムーンとうなってダビンチ立ち読みすると、柳瀬尚紀氏の『翻訳はいかにすべきか』岩波新書 ISBN:4004306523 【アマゾン】、というのが紹介されてたので見つけて購入。『ゲーデルエッシャー・バッハ』 ISBN:4826900252 【アマゾン】 の凝りまくった訳からは楽しみながら翻訳してる印象を受けたが、どっこい血のにじむ思いでやってる様子がうかがえた。そして巷に駄訳が溢れていることも知らされた。そういう駄訳を取り上げて痛快に料理してあって面白い。しかしこの人は漢字が好きなんだなー。このひとなら、きっとホビットを”掘人”と訳したにちがいない。(Hobbit は Hole builder から来ている)。しかしいろんな漢字があるもんだ。ゲームではルビふれないからあまり読めない漢字は使えない。JIS第二水準の漢字みてると寿司屋の湯飲みみたいに楽しめるんだけど、そうそう実際には使えない。ていうか Wnn で入力できない。