対馬 Day 3

使用機材:https://ita.hatenadiary.jp/entry/20180816/p2
クリックで拡大。★は初見。

一日目https://ita.hatenadiary.jp/entry/2023/06/23/000000
二日目https://ita.hatenadiary.jp/entry/2023/06/24/000000
三日目https://ita.hatenadiary.jp/entry/2023/06/25/000000

さて対馬固有のカミキリはだいたい見つけられた(見つからないのはラギウムとかツシマホソキリンゴとか、ちょっと無理目のものばかり)ので、タマムシに重点を移して生木を色々掬います。目標はクロチビナカボソタマムシとヒメクロナガタマムシ、いずれもクヌギ・コナラで採れるとされています。他にはツシマナガタマムシもいますが、ホスト不明とのことで狙いがつけられず。チョウセンムツボシタマムシは松がホストですが、今回赤松のいい物件はなかったのでちょっと材を持ち帰っただけで今後に期待。

クリタマムシ

朝からいろいろ掬っていると入りました。

ネムノキナガタマムシ

ネムノキから。他のなにか入らないかなと思ったんですが。前胸腹板突起がすごく尖っています。


ダイミョウナガタマムシ

図鑑によると対馬産は斑紋などに若干の変異があるかも、とのことです。分かるような、分からないような。

ブドウナガタマムシ

こちらはエビヅル的な茂みを掬って得た記憶が。目が大きい、前胸に縦の窪み、前胸腹板突起が五角形でピッタリはまる、などが特徴。

ツシマナガタマムシ

前回来た時、同行のEさんがサドチビアメイロ対馬亜種を掬われたエゴノキの周辺で、ホストのタモ系がないか探していました。
葉が対生している、くらいしか見分ける知識をもっていないので、とりあえず対生してる木を色々探したり掬ったりしてました。
なんかカミキリもタマムシも葉が対生する木はレア物がいる印象なんで。多分ですけど、対馬に多いノグルミを掬っていた時に入ったと思います。帰宅するまでウグイスだと思っていたので詳しくチェックせず。
帰宅後に精査すると、前胸後角がウグイスじゃない。隆線はヒコサンに似ている。むむ。前胸腹板突起は三叉!ではヒコサンか?しかし色合いはちょっと違う。
図鑑で見ると、ツシマナガタマが近い!前胸腹板突起はヒコサンと若干違うが、肝心のツシマの前胸腹板突起の画像が見つからない。記載論文も探したけど。
Twitterタマムシ識者に手元のツシマナガの画像を送っていただき、ヒコサンより若干左右の突起先端が鋭角であるようだとご教示頂き、自分でも比較して最終的にツシマと判断しました。オスであれば交尾器の先端形状ではっきり区別できますが、生憎とこれはメス。今度行くときはホストをはっきりさせてオスメス両方採集したいものです。ちなみに図鑑では★4。採集例もそれほど多くないようです。

前胸腹板突起


コクロナガタマムシ

前述のように、葉が対生する木を掬っていましたが、なんか、やたら網がひっかかるな、という木がありました。
網の中を見て納得。あ~カラスザンショウであったか。あぶねぇ。

移動

ちょっと雨が来そうになったので移動。
タマムシ屋Fさんから、**に未記載種がいるかも、と色々煽られる情報を頂き、天気悪くても狙える潜葉虫などを狙ってカンスゲを掬ったり。しかしカンスゲからはマダニがぼろぼろと落ちてちょっと戦意喪失。
最終的に雨でも狙えるセダカを見に行きました。

セダカコブヤハズカミキリ対馬亜種

いかにもいそうな立ち枯れで発見。そのうち大雨に。普通の天気ならもっと見つかったでしょうに、さすがに大雨じゃあ、あかん。
ゆっくり車を返して終了しました。