エゾエノキ峠

使用機材:https://ita.hatenadiary.jp/entry/20180816/p2
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何度か訪れているエゾエノキのある峠へ。狙いはムネアカメダカ。材で取るのが一般的で成虫を掬って取ったという例はあまり多くない。けど以前材で出したキイロメダカとか7月に出て、意外と遅いなと思ったので、実はムネアカメダカも発生ピークが遅くて記録が少ないのでは?と考えての7月出撃。あとは去年6月に来た時は天気悪くていなかったけど、教えてもらったエゾエノキでナガタマの羽脱孔を多数見つけてたのでトオヤマシラホシも。追加で去年まぐれで見つけたヤマジナガタマもいたらいいな。というわけでひさびさに知人のEさんSさんと3人で出撃。この近くで、まだ早いかもしれないけどハクバヒメハナも狙えるかも、という餌、ちがった、サブターゲットでご同行いただきました。

トオヤマシラホシナガタマムシ

天気はドピーカン。さっそく飛来してくれました。フラッシュのせいか、写真では普通のシラホシより赤みが出ますね。
幹に止まって下を向いて待ってる個体が多かったです。メス待ちかな。


ヒコサンナガタマムシ

ヤマジ狙いでエゾエノキを掬ってたら入った。と思ったけど近くのミズキも一緒に掬っていたようだな。
老眼のため、「図鑑★4つのヤマジはいりましたよー」と宣伝するもカミキリ屋2人をナガタマ沼に引き入れることはかなわず。
しかも違ったし。ヒコサンは前胸の隆線が特徴的ですね。あとはエリトラ後半が若干暗く見えます。
裏側の前胸腹板突起はかなり特徴的なようですが、タム9では三叉状であることが分かる程度です。顕微鏡がいるなぁ。

ドウイロチビタマムシ

ケヤキから入ったようです。以前撮影したと思ってたのは同定ミスだったので自己初。


ミワヒメハナカミキリ メス

ドピーカンで高所SWはすぐに飽きたため標高を上げます。ハクバヒメハナのタイプ産地はしかし整備中でゲートが閉鎖されており、開通は数日後とのこと。かなり下のエリアで咲いている花を掬います。自分は見つかりませんでしたが、Eさんが見事ハクバをゲット。またお二人ともヒスイヒメハナをゲット。まあ、ゆうてナガバの地域変異ですがね。「今日は新幹線でナガバ取りに来ましたな~」などと談笑して帰途につきました。ハクバもまあマツシタの地域変異ではありますが。