弥山

以前から計画していた紀州のピドニア遠征
目的はミセン、オオミネ、キイ、ヤノの4種。

八経ヶ岳

弥山、大峰山へ行きましたがミセン、オオミネには会えず。生息域は特保で網は使えない。でもオオヤマレンゲなら生態写真撮り易いと考えましたが、

  • オオヤマレンゲ巡回出来る状態のは10輪ほどのみ
  • 予報に反しドピーカンで昼以降メンツ変わらず
  • 特保外れると花がない、植生も違う
  • 胸が赤い系ばかりで黒いのこない

天然記念物のオオヤマレンゲ自生群落は鹿柵で囲ってあります。以前より花が少ないとのこと。登山サイトのYAMAPでは開花シーズンには平日でも毎日5件くらいの写真付き山行記ガアップされ、開花タイミングは完全に把握可能。また近くにナナカマドがあり満開であることも分かる。ナナカマドは特保内で掬えないし、接写はちょっと困難。日向のナナカマドにくるピドニアは動きが激しいのでそこも難しい。
標高差は1200mほど。弥山手前の長い階段でモモパンになります。また尾根から下って登山口へ至る最後の下りが荒れていて非常に疲れる。

キイノミハナカミキリ★

オオヤマレンゲにて。今のところ弥山の上部でしか見つかっていない。
ニセフタオビとの違いは前胸側面の張り出しが弱い、頬(頭部付け根の角)の張り出しが弱い、など

ヤノヒメハナカミキリ★

ブナ帯、満開のサワフタギで撮影。(特保内なので掬えず苦労した)
むし社図鑑で珍品度「?」となっているけど、窪木氏の見解によれば紀伊山地の針葉樹帯とブナ帯に別種がいて、タイプ標本は針葉樹の奴とのこと。言うならば「本ヤノ」と「ブナヤノ(未記載)」。
参考:http://coleoptera.sakura.ne.jp/ColeoNews/ColeoNews113.pdf
珍品度はおそらく★4と★3くらい。関西の一般カミキリ屋がヤノといってるのはおそらくブナのほう。本ヤノは多分だけどオオミネと同じくらい難しいかも。個体密度は分からないけど生息エリアがかなり限定。生息している紀伊山地の針葉樹林帯はほとんど特別保護地区なので難しい。オオミネも同じ。


複数種のヤノヒメハナカミキリ

甲虫ニュース113,p.5「奈良県弥山から採集されたヤノヒメハナカミキリとその近緑種」窪木幹夫、図1,3を改変。オスの比較、左が本ヤノ、右がブナヤノ。前胸側面の張り出し、頭部付け根の角(頬)が違う。


Day1

以下は前日のブナ林での成果。オオクボ、トゲムネホソヒゲ、ムナコブハナなども記録があり期待したけどヌル。

ネルソンダイミョウナガタマムシ

ドウダンツツジの倒木に複数いた。4つの紋の間が肉眼でも黒い帯のように見える。前胸側縁が後ろの角あたりで微妙~~~~にサインカーブを描くのが近縁のダイミョウ・シャシャンボとの区別点

オオホソコバネカミキリ

関係ない木で休んでた

ヒトオビチビカミキリ

5年ぶり二回目

セダカコブヤハズカミキリ関東・中部・近畿中南部亜種

イワワキセダカコブヤハズカミキリ

ブナ立ち枯れの夜回りにて。

オオセンチコガネ