箱根湿生花園&ラリック美術館

箱根湿生花園ラリック美術館ともに箱根湯本から桃源台行バスで25分。セット入場券がお得。
この時期、湿生花園には神奈川ではここにしかいないオオルリハムシと、平地ではシーズンが終わってるミドリシジミがたくさん見られるので虫屋にはいい場所です。開園前から待ってる人もいたり。そういう人に話を聞いてどちらもいる場所を教えてもらいました。

ラリック美術館はフランスの工芸家ルネ・ラリックの作品コレクション。展示の1/3くらいが虫をモチーフにした作品で、夏の期間は特別に関連する昆虫の標本も一緒に展示してあります。また日曜には11:00と13:00から、虫屋の方が虫屋の視点から解説をしてくれます。ツアー最後は糞虫トラップで虫の観察。
またここのレストランは奇麗な庭に面していてお勧め。
この二か所で一日過ごせますが、もう一日ある場合は湿生花園の向こうにあるススキ原でクロルリトゲハムシを探し、道のつきあたりをさらに進んで林道みたいなところで虫探すとよいです。うまく進めばポーラ美術館の前に出ます。そこからバスで箱根湯本に帰ればOK。
以下全てクリックで拡大。写真載せないけどニイジマトラカミキリ、ハラビロトンボ、アトジロサビカミキリ、ハンノキハムシなどもいました。ハンノキハムシはいつも見る黒いのとは違って胸が紫、翅が紺だったけど電池切れて写せず

オオルリハムシ

関東では赤しかいないようです。東北や日本海側では緑や青。しかしデカイ。食草のシロネにて

食草じゃないですが。

まさに湿地の宝石

こんな感じで遠くからも目立つ

ミドリシジミ

午前中、下草で吸蜜し飛び立つ所を連写で。これがいちばん奇麗に撮れた

ミドリシジミはイヌエンジュの木と近くのノリウツギが一番います。開翅は夕方が多かったかも。でも枝が高いので写しにくいです。
ノリウツギで吸蜜。食事中は開翅なし

夕方、2mほどの枝で開翅。他のオスが邪魔しに来る。

ヤツボシツツハムシ ジュウシホシツツハムシ

多分。12個ありますが。ここいらのはすべてこの模様だった。
訂正:ジュウシホシツツハムシ

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ラリック美術館でお茶

家人と合流。

エンマコガネの一種(メス)

ラリック美術館糞虫トラップにて。

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アカガネサルハムシ

青味が強い個体できれい。

以下は仙石原のススキ原

アトジロサビカミキリ

クロルリトゲハムシ

ハムシダマシ

オバボタル

シシウド&アカスジカメムシ

一匹だけ違う

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アカスジチュウレンジ

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