チャールズ・ストロスの、SF を現在形で書く、という話題への投稿。英語の小説は普通過去形で書かれている。アッチェレランド(http://www.accelerando.org/)は現在形だったのか。ネットジャンキーの話には合ってるかも。あと思い付くのはグレッグ・イーガンの『宇宙消失』 ISBN:4488711014 とダン・シモンズ『イリウム』ISBN:0380817926 の火星パート。両方観測問題が絡んでるのは偶然か?イリウムのはお話程度だけど。
スタイルとして他には語りが一人称か三人称かというのがある。二人称のもあったなhttp://www.wombat.zaq.ne.jp/propara/articles/044.html 。途中で人称が変わって誤植かと思った短篇もあった。ネタバレなんでタイトルは秘密。実はお話全部が作中の人物が後に人に語ったものでした、てパターンも。三人称ではあの名作、一人称ではあのSF/FT シリーズ。そういえばハリポタ6のペンシーブの中のシーンで誰も見ていない場面の描写があった。あれはおかしい。
日本語だと過去形と現在形は場合により使い分け。翻訳でも然り。典型的な例は "Horns, horns, horns." → 「角笛でした。角笛です。角笛なのです。」 (google:角笛なのです)