ブレードランンナー見る。前に見たのは10年以上前か。いやーよかった。最後ブラッドベリ・アパートってのはレイ・ブラッドベリと関係あるんかな、と思って見てたら人形がいっぱいあるシーンとか、かなりブラッドベリっぽくてよかった。あとハウアーに追われるところは「何かが道をやってくる」の図書館のシーンみたいだし。指を折られるし。
二回見て、デッカードが自分で指を折るシーンはなんとなく意味が分かってぐっときた。でも、鳩が飛ぶシーンでなぜ晴れているのか、そもそも何で鳩持ってたのか、何が二つで十分なのか、とかは分からなかった。たぶんハゲシクガイシュツな話だとは思うけど。
"I need more life, F**ker" とか Zangband の死にセリフに入れるかな。
追記:ネットでいろいろ調べて思い違いしてたのに気付く。指は折ったんじゃなくて伸ばして絶叫してたのか。三人目を殺す決意をして、相手を人間として認めて、人を殺す自分を戒めるために折ったのかと思ってた。あとブラッドベリビルって実在の建物だったんだ。でもやっぱりレイ・ブラッドベリを絶対意識してると思う。
二つで十分、は次のようなナレーションのあるバージョンがあるらしい:
Deckard (voice over): Sushi, that's what my ex-wife called me. Cold fish.
ってことは寿司ですか。寿司は2つで十分じゃないだろー。っていうか寿司屋で何にしますか、って聞かれて「4つ」はないだろ。その上「うどんもくれ」なんて言ったら「出てけコノヤロー」って言われるよ。



2001年宇宙の旅、も見る。小説は2061以外は読んでて、映画は2010を見てたけど2001の映画は途中で寝たりして今回が最初だったり。年内に見られてよかった。いやー、古典力学だけであんだけ面白いネタになるんだね。ていうか1968年に何であんな映画を作れるかな。神がかってるよ。