ハーラン・エリスン『Angry Candy』 ISBN:0395924812 【アマゾン】

☆Laugh Track
「ベイブおばさんはオッパイがおおきくて、豪快に笑う人だった。おばさんは僕が10歳のとき死んだ。11歳の時、テレビのショウを見ていたらベイブおばさんの笑い声が聞こえて来た!おばさんはショウを見に行ってるんだ!その後もいろんな番組でおばさんの笑い声を聞いた。そして時が経ち、僕はテレビ業界でライターをやっていた、、、」もうこれだけでアイディア勝ちって気がする。ちなみに laugh track とはドリフ大爆笑とかで流れる笑い声のSEのこと。オチも良かった。ただ、オチにいくまでにアメリカのTV業界はクソで、自分もその一部になってしまった、ということが語られるけど、少々しつこい。スタートレックのライターなどもやって業界に身を置いていたエリスンだから言いたいことも色々あるだろうけど(笑 、、、あ)。

●『20世紀SF(5)1980年代』 ISBN:4309462057 【アマゾン】

☆系統発生、ポール・ディ・フィリポ、中原尚哉訳
すごい。なんかアイディアの箇条書き、って感じで濃縮されてます。
☆肥育園、オーソン・スコット・カード、大森望
サイバーパンクと好対照な、強烈な話!憎いチョイスです。