再読ともいう(笑)

本書の大森解説のノリでいくと、RPGなんかでクリアしてから、もう一度プレイすると隠し要素が出てきたりするわけですが、そういう感じのネタをネタバレしてます。ほんとに再読しないと分からないような話なんで、二回読んだ人だけ、読んで下さい。マジおねがいします。
しばらく改行














































































































































ワンの絨毯

章の最後の会話。実際その通りだったわけで。自分らが「宇宙」と思ってたものは、もっと大きな宇宙の中の海草みたいなもんだったわけで。というか小説を離れて我々の宇宙を考えると、ほんとにどっかの海草で計算されてるシミュレーションかもしれないし。
ワンの絨毯の配列をコンピュータにコピーして、そこでシミュレーションを続行したらイカさんたちをコアバーストから救ったことになる?うーん塵理論(笑

第一部冒頭

うわ、モロねたばれしてるじゃん。しかし太陽系が原子とか、SFとしては古典的な話だけど、あんなに滅茶苦茶(誉め言葉)な話だとは誰が想像できようか。一つの宇宙が量子ゆらぎの素かよ!

第二部冒頭

「現在形が云々」いちおうカーパルははるか後ろの宇宙にいるはずだけど、何万年だか経ってて別人になってるだろうから。

私的感想

いちおう原書で読んだときの感想にリンクしときます→http://www.geocities.jp/ita_iluvatar/egan/diaspora.html
あと個人的に、トランスミューターのモニュメントはラオウの最期、天を指して「我が生涯に一片の悔いなし!」とか思い出しました


凸凹大学校「絵スチャ−」の江藤画伯の絵

Schild's Ladder シルトの梯子

ふっふっふ。貴様が読破したディアスポラなどまだ小物。『シルトの梯子』の恐ろしさを思い知る前にしばしの栄光に浸るがよいわ。
冗談です(笑)。ディアスポラより更にハードな Schild's Ladder ISBN:0575073918 も読破した人(いるかなぁ)用ネタバレ:
数学の概念でidentity を語る、てのが共通してますけど、表裏の関係になってますね。いろいろ変わったけども不変量があるかも、ってのと逆の話。