信越境

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先週新潟側から登ろうとして地獄を見た山に再チャレンジです。今回は長野県側から。去年まで長野駅からのアプローチを考えてましたが、上越新幹線からのアプローチのほうが安くて早いですね。角栄パワーのおかげかな。90分ほど運転して登山口到着。今回はSさんとの共同作戦です。
自分は山に半分ほど登ってピドニアを撮影次第下山、そのあいだにSさんは周辺でミズナラの立ち枯れ探し。10時前に登山開始。

NEED ID

ぱっと見、シラネかと思って、おーこれが噂の胸が赤いシラネか、と思ったんですが、裏が全く黒くないです。ということはシラネのオスかホソガタか。どうも体型の太さと触角の短さからメスのように思えます。ホソガタのメスはここまで胸が赤くはならないようで。わからんなー。マツシタのメスというのも考えましたがS紋が異様に太い。

ブチヒゲハナカミキリ

ちょっとした鎖場を越えるとピドが好きそうな花が出始めました。

クロヨコモンヒメハナカミキリ★

これが本日の目標。Lb紋が肩を覆うのが特徴。分布は局所的ですが、いるところには沢山います。今年はそうしたピドニアの模式産地を巡礼してきましたが、これで今年は〆ですね。




アオカミキリ

満開のリョウブに飛来。

下山

13:00くらいに下山。
Sさんのいた登山口はさすがに夏枯れが始まりカミキリは少なかったとのこと。それでもクロルリハナなど確保されてました。

ミズナラ

来る途中の道で見つけたミズナラの多い場所を探索。結構よさげな立ち枯れ、半枯れが多いのでodaiを探して見回りますが見つかりません。場所の問題か。時期の問題か。さすがにちと遅かったかな。

富士山周辺

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三連休なか日。目標はいろいろ。とりあえず大月で車借ります。
富士山方面に向かっていると、天気はいいけど途中の山は山頂がガスってる感じ。パキタはやめて山麓にします。

リョウブ

いつもイガブチが入るリョウブ。今年は遅めですが、さすがにもうイガブチは入らず。アオカミキリやオオヨツなんかが入りました。あとは黙示録の赤い騎士ことアカハナも。

クスベニカミキリ★

転戦。以前AXTさんに教わったクスベニの多いリョウブに行きます。
ルッキングで、変な飛び方するカミキリ発見!空中戦で確保。
ワインレッドですねー。よいです。リョウブの隣にはクスノキ科のダンコウバイが生えていました。



山へ

暑くなってきたので行くのをやめてた山へ。もう昼過ぎでパキタは望み薄ですが。
小一時間登って3時くらいに山頂へ。居残りはヨツスジなど。やはりいないか。

終了

リョウブの目視スイープは楽しいな。これでパキタ来たら脳内物質ドバドバだろうな。

南ア乙女を求めて

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今シーズン二回目の南アルプスです。二週間前に2400mの山に行き、あと一週間くらいでハイマツの花が咲きそうなのを見ました。先週はパキタなど狙ってたので2400峰は狙えず。今週は3000m峰を狙います。時期はちょうどいいはず。だいたいハイマツ帯は特別保護地区でルッキングのみとなるんで厳しいんですが、2700m付近で保護地区を外れた場所を見つけました。過去の記録はありませんが探索します。コースタイム的にはギリギリですが時間があれば百名山のピークハントも。
甲府朝4:30のバスに乗りますが、山の日を含んだ三連休初日。なんかヤバそうな予感がします。
甲府に最終電車で0:30着。案の定バス乗り場付近にはザックを枕に野宿している人が多く見られます。近くのビジネスホテルを2つほど訪ねるも、どこも満室。3時間程度ならいいや、と信玄公の像の横で仮眠することにしました。うぇーい系の人たちが駅前で騒いでますが、暑さも蚊も特になく割と眠れました。
暇なんで3:30頃に起きてバス停に行くと、すでに20人くらい並んでいます。そのうちバス会社の人が来て、順番にザックを並べるよう指示。警察官も4人くらい来てパンフを配ってました。結局バス5台の大集団となりました。バス会社も慣れたもので、臨機応変に対応してくれていました。
スタート地点には7:30ごろ到着。すでに2000mあります。天気は快晴。いちおう近くのショウマを見てみましたがピドニアはかなり減っていました。あとはガスが出なければいいんですが。

ワルサワダケノミハナカミキリ

ワルサワダケヒメハナカミキリ(旧)

標高上げると普通種になります。

キタクロハナカミキリ

クロハナカミキリ(旧)

今回最も多かったです。日差しでギラギラ。このへんは胸が赤いのは全くいません。

ルリハナカミキリ

こちらもギラギラ。

シナノヒメハナカミキリ

日向の花で動き回るのでこれしか撮影できず。オスはまだいい生態写真撮ってないんですが、今回のメインターゲットではないので切り上げて進みます。

クモマハナカミキリ

鹿防護柵が随所に設置され、フウロソウをよく見かけました。おそらく一度は壊滅したのだと思います。柵のない北岳鳳凰では全く見ませんでした。
フウロソウに依存するトホシハナカミキリはまだ復活していないようでした。代わりにクモマやキタクロハナが多かったです。

ハイマツ

まず2700mの特保外エリアへ。ハイマツはあるけど花がぜんぜんありません。低いと鹿が食べてしまうのかな。次に山頂へ向う七号目付近。樹林の中に花の多い株を発見。花粉はベストなタイミングです。
テントウムシの蛹が見えます。ダイモンかな?探したけど成虫は見つかりませんでした。

山頂

適当に撮ったんですが、なかなかいい写真になりました。
今回は途中でずっとオトメを探して見つからず。山頂へ行く時間はなくて下山しました。
来年はとりあえず虫は二の次にして頂上を踏みます。

下山

最終バスに余裕を持って下山開始したので、コメツガ立ち枯れを探してゼブラ探索にスイッチ。気合ゲージが下がり、だらだらと探しながら下山しますが見つからず。結局虻蜂取らずとなってしまいました。来年は山小屋泊も念頭にいれてじっくり挑みたい。近くでサハリンなんかも記録あるし。

パキタヌル

ひさびさに知り合いチーム4人で黄色いパキタの有名産地へ。
朝3時と4時にピックアップしてもらいすいすい~と現地へ。
いいリョウブにはすでに関西勢がスタンバイ。他にも合計で10人ほど。さすが人気産地。
他のリョウブなどを回りますが4人ともヌル。詳しくは640さんの記事で(人任せ)

アホ不戦敗

遠征4回分くらいの記事が溜まってますが、今日は写真一枚撮ってないのですぐ書けます。
ゴンドラで標高稼ぐつもりがやってなかった。炎天下を歩いて登るも三時間半でやっと1200m。目標のは1700にいる。だめだ。帰りのバスに間に合うよう引き返す。汗がやばい。ソルティライチがうまい。この山はこっちがわからは二度と登らん
先週まではすぐに2000mとかスタートが2000mとかで快適だった。俺はグレートトラバースやってんじゃねーんだよ!と思った。あれは9合目まで車で来て一座制覇とかいってるジジババに対するアンチテーゼなのかもな

南ア

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さて御三家の最後、シナノヒメハナを撮影するための最終手段、ド鉄板産地にやってきました。それだけでは面白くないので、オトメクビアカハナの南ア亜種も探します。まずはオトメの記録がある2400mの山を目指します。このあたりではハイマツがもっとも低標高にある山。

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