1970年代の短編集。例によって糞長い前書きから読む。テレビは恐いぞという話。ある大学で講演してて、なにげなく「ミスター・スポックの〜〜〜という台詞は自分が考えたものだ」と言ったら、ある若者が目に涙を浮かべて立ち上り「嘘だ!」と叫んだんだとか。テラワロス。映画『ギャラクシー★クエスト』で "I knew it!" と叫ぶファンみたいだ。ちなみにエリスンはバビロン5のプロデューサーと一緒にあの映画をみたんだとか。→ソース
ちなみに有名な "Live Long and Prosper" はシオドア・スタージョンが考案したセリフ。
Glass Teat = ガラスのちくび = ブラウン管
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CROATOAN
うーん、どうだろ。somewhat predictable. 風景的にはゴーメンガースト第三部の運河とか少し思い出した。
Woking with the Little People (小さい人々との共同作業)
ネタ涸れした天才若手ファンタジー作家の前に現れた謎の・・・
ナイス。これが書かれたのは1977年。名前がちょっと出てくるあの人は1973年没。以下に引用する文はエリスンの朗読の声が頭に思い浮かんでくるような特徴的な文:
In the month of August, on a Friday night -- the 20'th to be exact, at twenty-three minutes to midnight, to be tedious about it -- Noah Raymond ran dry. That simply, that easily, that directly, that horrifyingly, he ran dry.
つーか今エリスン小説書かいてないんで洒落にならん。
追記:おそらくほとんどの人が連想する例の作品は1979 に出版された。MEよりHEが先。
Killing Bernstein (バーンスタインを殺す)
ナイス。主人公の錯乱に引き込まれる。どう読むかは読者次第。
Mom (おふくろ)
ユダヤ教徒のオカンの幽霊が息子に説教しまくってうるさくてかなわんわー、という話。笑える。
そういえばサニー千葉が敵のイチモツを切り取って見せびらかす香港のカンフー映画 "The Return of Street Fighter" ってのが出てきた。検索したらあった。日本映画じゃん。 http://66.226.86.67/reviews/returnofthestreetfighter.htm ASIN:B00005L9O4
2005-08-17から移動
In Fear of K (Kを怖れて)
迷宮に幽閉された男女二人。互いを憎んでいるが恐ろしい「K」が来る時は協力して撃退するしかない。
The Wine Has Been Left Open Too Long and the Memory Has Gone Flat (そのワインは長い間開け放しにされ記憶が全て飛んでしまった)
ジャック・ヴァンスっぽい、架空の地名人名、鮮やかな色彩。
追記:ヴァンスがキーワードになってなかったんで、とりあえず作りました。あ、でも含む日記に何人か(w この人達には加筆の義務が発生します。
あ、この人たちもですよ: id:walkeri:20040511#p4 id:STR:20050705#1120560813
追記:うあー完壁な解説書いてもらいましたよ。感謝。
From A to Z, In the Chocolate Alphabet (AからZまで、チョコレートアルファベットで)
"A はアトランティスのA"から"ZはゾンビのZ"までの26のショートショート。ロック鳥とかユグドラジルとか幻獣系のタイトル多し。あ、そういえばエリスンはボルヘス尊敬してんだったな。コミック用に書かれた作品で、こちらで画像を見ることができる。 http://www.sequentialellison.com/gallery/chocolate.html
2005-08-30から移動
Lonely Women Are the Vessels of Time (孤独な女は時の器)
女を捨てまくる男が出会った謎の女
Emissary from Hamelin (ハメルーンの使者)
ハメルーンの笛吹きが700年振りに帰って来た!
The New York Review of Bird
「サンタクロース対スパイダー」(世界の中心で〜 ISBN:4150103305 所収)みたいな、パルプヒーロー物。主人公コードウェイナー・バードは身長4フィートの売れない三文SF作家で(エリスンは5.5フィート)、截拳道を駆使して糞な本をベストセラーにする悪の秘密組織と戦う。自分の作品をサイファイとかいう名前で呼ばれると激怒する。ドク・サヴェイジの世界設定でやってるらしい。有名な悪役とか出てくる。モトネタ知らないけど、知ってたら爆笑物なんだろうなー。知らなくても十分笑えるけど。バードはエリスンが実際使っている別名。その由来は長い前書きに詳しく書いてある。アーウィン・アレンにスライディングキック喰らわした話 id:ita:20040420:p2 とかも関係している。
Seeing 見える
世界が違って見える突然変異の眼をもつ女性。それを狙う宇宙一の権力者の老女と臓器売買のエージェント。舞台は宇宙港近辺の猥雑な街。ブレードランナーのイメージ。
The Boulevard of Broken Dreams (破れた夢の大通り)
少しネタバレ解説: "Changed at Ellis Island" でググればわかる。NY の Ellis Island には移民を受け入れる場所があった。手続きミスで名前のスペルを間違われてそのままそれを使うハメになる人が多かった。ん?もしかして主人公はユダヤ人じゃなくてナチ?
Strange Wine (奇妙なワイン)
悲惨な人生に理由はあるのか。意味はあるのか。ない。……のか?
短編集 "Angry Candy" 収録の諸作品に通じるテーマ。 →id:ita:20010807:p2
The Diagnosis of Dr. D'arqueAngel (ダルクアンジェル医師の診断)
超美人の謎の女医さんが「死」に対する予防接種をしてくれる。