この投稿によると、シモンズは人気のあるＳＦの続篇(というか prequel) を書かないかというオファーを断ったらしい。作品名は出てないが、ゼラズニイの「アンバー」か、ハーバートの「デューン」ではないかという議論がなされてる。実際アンバーはST:DS9 のノベライズなどを書いてるマイナー作家がゼラズニイ・エステートの依頼を受けてオベロンが主人公の prequel を二冊書いている。(AMAZON)
真相は分からないけど、シモンズの新作イリウムではギリシャ神話の神々は目的地を頭の中に思い浮かべることでテレポートする「フェイズシフト」を使う。主人公はオリンポスの神殿で展開される神々同士の陰謀劇に巻き込まれて行く。まさにアンバー。唯一足りない物があるとすればキザな主人公のキザな台詞かな。こればっかりは他の作家が猿真似しても出来るもんじゃない。
