現在20:20、NHK地球シミュレータの特集をやってる。やっぱ見た目が分かりやすい話はいいな。
再放送は2月23日(日)15:00-15:45 教育テレビ

ベクトル機、大逆転て感じ。しかし富士通がベクトル機開発を止めちゃったから、今後はどうなるやら。

もうベクトル機だめかも、という風潮のなかでESの出現は衝撃だったわけだけど、ベクトル機が本当に成功かどうかはゴードンベルとかTOP500とかじゃ不足で、これから Nature とか Scienceにがんがん論文が載るかどうかで判断でしょう。
そういえばプレステ2にもベクトルプロセッサ入ってたんだっけな。
解説の小柳先生、普段のエネルギッシュさからすると控え目な印象。
小柳さんの関わった筑波のQCD-PACKS の話は出なかったな。疑似ベクトルという良く分からないアーキテクチャだからかな。
航技研の数値風洞、熱が出すぎて扇風機で冷やしてるという話を以前聞いたな。自分自身のシミュレーションをまずやんなくちゃ。
職場で地球シミュレータとコンパチなNECのSX6をすこしいじる。cc -O とするとベクトル化はサポートしてません、と警告される。実は c++ のほうだけベクトル対応らしい。素のCでも c++コンパイルだった。気が付かなかった。
マニュアル見るとけっこう exp とか if とかもベクトル化してくれるようだ。富士通のVPP とかだと


for(i=0;i<MAX;i++) rand[i] >>=16;
とかはベクトル化できなくて、しょうがないから割算したりでクセがあったけど、SX6はそのへんどうだろうか。
小学校の時に BASIC を覚えた時、GOSUB は「分岐する」という説明がしてあったんで、プロセスが fork する感じで並列に実行されるんだと勘違いしてた。ゲームとかで複数のキャラが動いてるのは各キャラごとにプロセスが走ってるんだと勘違いして、その仕様で紙上プログラミングをしたりして知恵熱を出した。
現在の並列計算機はMPIという通信ライブラリを使っている。これを習熟する時、当時の仮想プログラミングが役に立った。