アルフレッド・ベスター『コンピュータ・コネクション』, サンリオSF文庫

ようやく半分を通過。読んで分かり難かったのは1章の初めだけで、その後は話が見えて読み易くなった。でもって読めば読む程 "Psychoshop"にノリが良く似てるなぁ、という思いが強くなる。いろんな有名人出て来るし、いろんな言葉ごちゃまぜだし。この本でいうところの"XX" (XX'th century English) は、Psychoshopでは"Twentieth Yank"だった。
サンリオの翻訳は原書のノリにシンクロしてて、イケてると思う。おや、と思う部分も少しはあるけど。
原書で分からない言葉でも、訳本でそのままカタカナに直して書いてあると分かったつもりになって飛ばしちゃうんで、しつこく調べたくなるというのも原書読むメリットかな、などと思ったり。下↓の本もやっぱ原書じゃなきゃだめかなぁ。
あと読み進められなかった1章をなんとか突破できたのも下↓の本を読んだ、というか読めなかったのがきっかけになったかも。

●サミュエル・ディレイニーアインシュタイン交点』 ISBN:4150111480 【アマゾン】, 早川文庫SF

後書きで、一行一行に仕掛けがある、なんて言われると身構えて疑心暗鬼になって読んでしまう。あんまり予備知識ないほうが楽しめたかも。とりあえず分かったことと分からないことの 箇条書き。当然ネタバレです。