短篇集の感想を小出しにするのは良くないかも知れないけど、感想が新鮮なうちに、イーガン『祈りの海』早川文庫。 ISBN:4150113378 【アマゾン】

いやー面白い。バイオ関係の小道具が多いからかもしれないけど、「肉」のイメージ強し。あと「ぼくであることを」「貸金庫」とか強烈。一言でいえば「ルパン対コピー」のあれ。「お前が殺したのはオリジナルで、お前はコピーだ」というあれの小学校の時受けたショックと同じくらいの衝撃を受けた。あと「キューティー」とか、もし子供が出来た/出来そうな時だったら強烈すぎて読めなかったろうなあ。今のうちで良かった。