サハリン開拓チャレンジ

使用機材:https://ita.hatenadiary.jp/entry/20180816/p2
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サハリンことカラフトホソコバネカミキリ、去年教わった場所で運よく撮影できて、発生木の状態など色々勉強になりました。これより何年か前、このあたりの植生地図を調べてカラマツ群落という場所を見つけて気になっていました。今年は新規開拓を目指してその場所に行ってみました。

残雪

結構な標高を上ります。上の方はガスって天気悪い。カラマツ群落あるにはあるけど、痩せた尾根で太い木がない。いい状態の樹皮はげもない。

カラマツ

ちょっと、こういうのとは違うんだよなー。
結局いい物件はなく下山。

ゴイシモモブトカミキリ

麓でタマムシいろいろを狙って柳など掬っていると入りました。前胸に突起が4つ。


カラフトホソコバネカミキリ

結局、去年撮影した木を見に行って同じ木で見つけました。産卵管の先に2つ突起があり、木の状態を探る感覚器官のようです。


カラマツ

現地で自然観察ガイドの方にお会いして現物を見ていただき、カラマツの樹皮はげに来るということをお話ししたところ、このあたりではシカでなくクマが主に剥ぐということや、別の場所でカラマツ樹皮はげの多いところを教えていただきました。
早速探索してみると、有望そうな物件を発見。時間がちょっと遅かったかも。来年再訪してみたい。

シラネヒメハナカミキリ

ハクサンじゃないほうは生態写真を撮ってなかったな、と思い標高を上げて捜していると発見。
メスは御嶽山のフイリや四国のイシヅチに並ぶ黒さですね。夕方遅い時間になってたので黒地に黒で良く分からない写真になってしまった。