11時ごろ一瞬雨になり絶望したけどそれ以降はずっと晴れ。しかし雨のせいかネットの情報ほどたくさん見つけられず。
まず若草山の山頂で一匹発見。
頭盾が若干剥げて光沢が弱く、触覚と前足も捕食者から逃げたのか、片方とれている。しかし前胸板はピカピカ。青から若干緑寄りかな。
前翅を横から見るとけっこう緑色に見えたけど、写真では写ってないな
裏はきれいな青紫。クリックで拡大。紫の裏は緑、緑の裏は青みたいで表から一段短い波長になる。この紫は多分赤や緑では赤外にある二次ピークが赤に降りてきてるんじゃないかな。
撮影してると、虫網を持った少年が「それセンチコガネっていいます!」と教えてくれた。「正確にはオオセンチコガネで東京では紫で京都では緑で」とか言おうとしたら妻が「ありがとー」と。科学的正確さより重視すべきことがこの世にはあると。精進します。
次に春日大社の鳥居横の林でもう一匹発見。色はやはり若干緑味のある青。木漏れ日を映りこませて光沢感を出す作戦で。しかし午後4時でそれをするとシャッター時間が1/3秒とかになってしまい、解像度が犠牲になった。難しいな。真昼でも木陰では1/10秒くらいになる。