キリスト教とゲイ

キリスト教原理主義たちはハリポタを罰当たりな本と糾弾してます。そもそも奇跡や魔法を起こせるのはキリストだけであって、それ以外の人間が魔法を使ってたらそれはアミバ様みたいなインチキ野郎だからです (ユダヤ人はキリストをアミバだと思ってますが)。ローリングはハリポタシリーズの中で、事実を捏造するマスコミや無能な官僚なんかをカリカチュアしてますが、最終巻ではキリスト教にも密かに反撃してます。「俺様」が魔法省の Pius という大臣を操って密かに台頭しますが、この Pius という名前はナチス時代にヒトラーの台頭を黙認したと言われている当時のローマ法王の名前と同じです (http://en.wikipedia.org/wiki/Hitler's_Pope)。 法王 Pius は反ユダヤだったという説も。

そんなところに今回の「ダンブルドアはゲイ」という作者の発言です。腐女子は大喜びですが、キリスト教原理主義者からの反発は必至ですな。現実的には同性愛を受け入れてるクリスチャンもいるようで、原理主義者を狙い撃ちにした挑発なのかも。