Lonely Women Are the Vessels of Time (孤独な女は時の器)
女を捨てまくる男が出会った謎の女
Emissary from Hamelin (ハメルーンの使者)
ハメルーンの笛吹きが700年振りに帰って来た!
The New York Review of Bird
「サンタクロース対スパイダー」(世界の中心で〜 ISBN:4150103305 所収)みたいな、パルプヒーロー物。主人公コードウェイナー・バードは身長4フィートの売れない三文SF作家で(エリスンは5.5フィート)、截拳道を駆使して糞な本をベストセラーにする悪の秘密組織と戦う。自分の作品をサイファイとかいう名前で呼ばれると激怒する。ドク・サヴェイジの世界設定でやってるらしい。有名な悪役とか出てくる。モトネタ知らないけど、知ってたら爆笑物なんだろうなー。知らなくても十分笑えるけど。バードはエリスンが実際使っている別名。その由来は長い前書きに詳しく書いてある。アーウィン・アレンにスライディングキック喰らわした話 id:ita:20040420:p2 とかも関係している。
Seeing 見える
世界が違って見える突然変異の眼をもつ女性。それを狙う宇宙一の権力者の老女と臓器売買のエージェント。舞台は宇宙港近辺の猥雑な街。ブレードランナーのイメージ。
The Boulevard of Broken Dreams (破れた夢の大通り)
少しネタバレ解説: "Changed at Ellis Island" でググればわかる。NY の Ellis Island には移民を受け入れる場所があった。手続きミスで名前のスペルを間違われてそのままそれを使うハメになる人が多かった。ん?もしかして主人公はユダヤ人じゃなくてナチ?
Strange Wine (奇妙なワイン)
悲惨な人生に理由はあるのか。意味はあるのか。ない。……のか?
短編集 "Angry Candy" 収録の諸作品に通じるテーマ。 →id:ita:20010807:p2
The Diagnosis of Dr. D'arqueAngel (ダルクアンジェル医師の診断)
超美人の謎の女医さんが「死」に対する予防接種をしてくれる。