なにげに買ったPS版タクティクスオウガからデータを絞り取ることにはまってます。ゲーム自体は遊んでなかったり^^;
16進ダンプとか眺めたり、末期的症状です。顔グラフィックはLZ圧縮(8bit フラグ付き、絶対アドレス)であることを解読して解凍できたときはうれしかった。あとはテキストと音、ユニットグラフィクス、マップグラフィクス、などを変換できました。音に関する研究の成果がこれ。変換コードのソースです。
でも色に関する情報が見つからないので今のところ全てグレイスケールでしか見えない。プログラム中に const 変数で入ってるっぽい。
マップに関しては、SFC版で特別な圧縮を使ってあると、どこかで読んだ記憶があったのが参考になった。マップ画面を16X8ドットの領域に分割し、出て来るパターンにインデックスを付けて2バイトで表す。この時、前景、後景の二つを用意する。前景は家などのキャラクタを隠す部分、後景は床などのキャラクタで隠れる部分、となる。実際のサイズはインデックスが2バイトX64X64X2(前、後景)=16kb,パターンが256X256ドット/2=32kb となる。しかし、どうせ圧縮するなら更にLZ圧縮でもすりゃあロードが速くなるのに。
特筆すべきはやはりmidiデータかな。音源は標準midi音源準拠だけどダウングレードしてある。しかしmidiデータはそのままなのでいい音源を使うとプレステよりも良く聞こえる。音源プログラム0x02番は標準で電子ピアノだけど、プレステ版ではストリングっぽい音になってるから、これは変換が必要かも知れない。あとティンパニーのパートで音程が変で鐘みたいに聞こえる部分があるのでこれも修正が必要。