『ネイチャー』の物理ページで見つけたネタ。コーンフレークの箱をトントンと机に当てるとすき間が減って見かけの体積が減る。実験によれば、10回トントンとやったら、更に同じだけ体積を減らそうと思ったら次は100回トントンしないといけなくて、そこから更に減らすには1000回、次は10000回、、、、と回数が増えて行くらしい。これをテトリスモデル」を使ってコンピュータでシミュレーションしたのがこの研究。本論文はこれ。はじめにテトリスのパーツをランダムに落してすき間だらけで積み上げて、その状態から各ピースをちょっとづつ動かして詰めていくらしい。厳密に言うとテトリスじゃなくて、もっと簡単な形なんだけど。物理屋さんの言葉でいうと正方格子で対角線に置くダイマー問題(vertex model でも書けるかもしれん)。
しかし「テトリス」に関して一切説明が無いのはすごい。知らないやつはいない、ってことですか。



ポリマーシミュレータ、前のモデル、二体引力+三体斥力、はあまりよろしくなかった。重なりペナルティ+隣接引力、に改造。