スパコン

小学生の頃とか、アメリカに「クレイ」っちゅースーパーコンピュータがあって、円周率を何万桁まで計算したとかいう話を聞くと、すごいなーと感心してたもんだ。
しかし!今の時代ペンティアム速すぎ!今800MHzのマシンにLINUX 乗せて使ってるけど、ちょっとした計算なら仕事場のスパコンで順番待ちして計算するより自分のマシンでやっちゃった方がよっぽど早い。(速い、ではない)
大規模な計算になると、ベクトル型スパコン


for (i = 0 ; i < MAXLEN ; i++ )
a[i] = b[i] * c + d[i];
てな計算を高速に出来るので速いんだけど、(いまやってる計算を富士通VPP500で計ったらペンティアムの15倍速かった。でもこの速度を達成するにはシミュレーションするモデルを同じもの沢山同時に計算して配列を長くするなどかなりの工夫が要った)ループの中にif 文とかあると高速化できなくて、やっぱりペンティアムと同じくらいの速さしか出ない。最近論文読んでも、ペンティアム数値計算やりました、っての多いしなー。
理論物理だと、紙とエンピツと才能さえあれば大発見できて、実際アインシュタインとか初めのころはアマチュアとして論文出してた訳だけど、今の時代速いパソコンとセンスさえあればアマチュア計算物理学者がシミュレーションで大発見なんてことも理屈の上では可能。特に複雑系の分野とか直観でモデル作ってみて、Tierraみたいに面白い振舞いが見つかればそれでネタになる。論文もネットで公開される割合増えて来たし、論文投稿もWEBで出来るし、Physical Review とか別刷り頼まなければ掲載料タダだし。どこかのヒッキーがすごいモデルを考案する日が来るか!?