野尻ボード http://njb.virtualave.net/nmain.html にてまきのさんが紹介されてたフォトニックフラクタルの PRL 論文を見てみる。バンドギャップでもない、不純物トラップでもないからフラクタル構造に起因した singular な状態密度が原因である、って主張。singular な状態密度でなぜ局在が起こるかについては書いてない。えーと、singular って van Hove みたいな?あるいは q=0 で発散あるいは非自明な冪になるとか?線形でOKとすれば発信器の位置のグリーン関数を計算すればいいだけだな。パルス一発打って波紋が局在するかどうか。それとも非線型なのか。反射も透過もせずに消えるとなると非線型っぽい。
Fig.3 は周波数を 1/9 以下と 9 倍以上まで取って、横軸対数スケールで見てみたい。