本: ウィリアム・ギブスンモナリザ・オーヴァードライヴ』、黒丸尚訳, 早川文庫SF ISBN:4150108080

読み始め。黒丸訳の未読ラッカー&ギブスンを何冊か買って来た内の一冊。鏡眼鏡の姉御キター!

本: グレッグ・イーガン『Schild's Ladder』 ISBN:0575073918

ようやく読み終る。感想を小出しにしてきたのでもうあまり書くことないかも。自分はアイディアさえ面白ければ小説としてどうとか気にしないので面白かったけど、一般受けするかどうか。量子論の知識はあればより楽しめるけど、なくてもいいかもしれない。あまり話の本質には絡んでないから。別の宇宙といっても、観測問題とかあまり関係なく、『順列都市』のオートヴァースに近いかも。しかし、あれだけすごいことになっても我々の知ってる量子力学がまだ成り立つか、というと疑問だったりする。
遠い未来の話で、性別さえも無意味になってる時代だけど主人公の何百年か昔の恋人との再会が一つの軸になっている。相手は幼馴染みでいつも喧嘩してる、勝気な子。萌えキャラの王道か。